投稿日:2020年5月9日

同じ欧米であるアメリカとイギリス、どんな風に違う?

『イギリスとアメリカはどう違うの?』

この質問は非常によく受けます。
日本は基本的に海外(欧米)と言えば=アメリカと言う認識が深く根付いていますよね。
この質問は、国が違うので、例えば『東京と大阪はどう違うの?』と言う質問と同じですが、ぼんやりとしたイメージだけは湧くけれども、更に明確にしたいと言う気持ちで聞かれているのだと思います。

また『それぞれの国のイメージ』は、一度定着するとなかなか世間から離れません。時には実際とは違う事も沢山あります。ここからは、イギリスを主体にそのイメージと、実際の魅力を語って行きたいと思います。

イギリスとアメリカの国旗パズル

日本人から見たイギリスのイメージ、実際は・・・?

一般的に日本人が持つアメリカのイメージとは・・・
Times Squareが頭に浮かぶ、人々が陽気で明るい、声が大きい、ユーモアに溢れている、自由等々。。。
恐らくイギリスと比べて【明るい】イメージではないでしょうか?

これはアメリカに限らず、南国やその他の国でも、イギリスと比較すると明るさのイメージは、他の国が圧勝となりそうです。

私も以前はそうでした。
勿論イギリスには良いイメージもあったのですが、19歳の頃ヨーロッパを十数カ国を旅行した際も、経由地だったロンドンには、1週間ほど滞在し当時は興味がないと言う理由でほどんど観光さえもしませんでした。
今思うと『何て勿体ない事を!』と思いますが、当時は『暗いし雨が多いし…(他にも理由はありましたが、若さゆえに) 興味がない。』と言う感覚でした。

ピカチュウと小さな女の子
雨も確かに降りますが、日本のように一日中降っている日はあまりなく、今思うと『雨が降るイメージ』の方が強かったんだと気付きました。そして『ジメジメしている』と言うのは誰が言ったのでしょうか。日本は雨が降るとジメジメしますが、そもそもイギリスでは雨でも日本の様な湿気を感じることがありません。

イギリスのご飯も『まずい』と言う先入観を持っているから、皆さんは旅行などに行くと『本当にまずかった』と冗談のネタの様に話しますが、実際はイギリス独自の料理があまりなく、あってもFish and Chipsの様な揚げ物が多い=まずいと言われているだけなのです。

私も特に若い時は、美味しいものを散々食べて来て、舌には自信があるのですが、実際にイタリアでたまたま立ち寄ったレストランで食べたの手打ちパスタよりも、イギリスでイタリア人に連れて行って貰ったパスタの方が100倍美味しかったです。具体的に言うと、イギリスのイタリアンレストランの方は、一口目で『え?もう噛んだの?』と聞かれても良い程の早さで『わあ、これ美味しい!』と言った記憶があります。

反対にイタリアのパスタは、何軒か行きましたが、期待値が高かったのもあってか、日本にあるイタリアンレストランの方が美味しいと思ったので、こちらも一概に言えないと言う事になります。(勿論本場のイタリアには、最高に美味しい所もあるのだと思いますが。。。)

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タイムズスクエア
NY USA

なぜイギリス?イギリスの魅力とは

では、あえて程取り上げたアメリカのイメージと比較してみましょう。

歴史の違いかもしれませんが、アメリカNYと言えばTimes Squareの様なモダンな建物を思い出し、イギリスLONDONと言えば、おとぎ話をそのまま都会にしたイメージでしょうか。

アメリカと言えば、人々が陽気で明るいのであれば、イギリスは気品があり男女ともにジェントル気質の人が多いと言えます。

以下にイギリス・イギリス人の魅力をリストアップしてみましょう。

おとぎ話をそのまま都会にしたイメージ
美術館・博物館などが多く、無料
イギリス人は気品がある人が多く、男女ともにジェントル気質
話し方が丁寧で気遣いが出来る分、感じが良く謙虚。
島国なので、遠回しな表現が好まれるなど日本人との共通点が多い
なんと言っても綺麗なクイーンズイングリッシュ
すぐに隣の国へ行ける為、ほとんどの人がグローバル。世界観が違い、それがまた魅力的に感じる。
移民が多い為、多文化に容易に振れる事が出来る。ほとんどの国は大陸でつながっている事により、日本にはない当たり前の感覚(東京から大阪に引っ越す感覚)が新鮮に感じられる。地理的に見ても、その辺りが同じ移民が多いアメリカとの違いに感じる。
『生き方・在り方』が自由なため、仮に日本人と同じくらい仕事や時間に縛られている人でも、個々が生き生きしている様に感じる。

恐らくキリが無いほど挙げられるかと思いますが、10代の頃のわたしはこれらを肌で感じるよりも前に、世間的に言われている噂やイメージだけでシャットアウトしていたのです。

旅行で少し絡む人脈などではなく、現地に住んで人々を知り、触れ合う事によって初めてその国の事が分かります。

ピカデリーサーカス
LONDON, UK

実際にロンドンに住み始めて初期の頃、ヨーロピアンがイギリス人を大げさに高く評価している事に、少し違和感を感じておりました。ヨーロッパの王様と言うのは認識していたけれど、正直『何もそこまで・・・』と。

ですが、今となると納得が出来てしまうのです。それ程、イギリスでは憧れる事が出来る方々と出会う事ができ、その尊敬の気持ちから自分のモチベーションを上げてもらい、人生が変わったのですから。

私もいつかあんな生き方がしたいと・・・

皆さんも、イメージで決めつけるのではなく、ご自身で『リアルなイギリス』を体感してみませんか?

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