イギリスのロイヤルファミリーは現代、また英国の歴史の中でも欠かせないということは知らない人はいないはずです。
バッキンガム宮殿の外で女王を一目見ようと写真を撮る人は珍しくないでしょう。王室はイギリスの一部であり、この宮殿で暮らす一族です。
イギリスへ留学を考えている方のためにも、知っておくと便利なイギリス女王そして王室についての知識をご紹介します。
ほとんどの人々から愛されている
イギリスへ旅行すると王国ファンに関心がない人に出会うこともあるかと思いますが、イギリス国外ではこの意見に多くの異議が唱えられているほど、イギリス人の10人に7人は王室に賛成していると言われています。
民衆と政府の間にクッションがあることに賛同しているということもあるのかもしれません。または女王をまるで祖母のように親しみを感じている人も多いのかもしれません。
多数の家を所有している
“王妃はバッキンガム宮殿の外に出てみんなに挨拶をしないの?”よくこのような残念がる声を耳にしますが、実際のところ、王妃は宮殿に常にいるわけではありません。
王室や、王族に関わる一族は至る所に家を所有しております。女王とその夫であるエディンバラ公は軽く8戸は超える家の数を所有しています。
代表的な場所は、バッキンガム宮殿、ウィンザー城、ホリールード宮殿、ヒルズボロ城、サンドリンガム宮殿、バルモラル城、クレイゴワン・ロッジなど、それぞれ王室のイベントや休暇に合わせて過ごされています。
宮殿の外で観光客が常に待ち構えていることを考えると、半分はロンドンから400マイルほど離れたスコットランドで過ごす女王の気持ちも分かりますよね。
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実は‘イギリス人’ではない
実は、王妃側の家族はドイツ系の血筋を持ち、エディンバラ公はデンマーク系とギリシャ系の血筋を持っています。
プリンス・ハリーはアメリカの女優、メーガン・マークルと結婚したため新たにアフリカンアメリカンの血筋が加わりました。王室は、イギリス人の多民族主義と、多数の遺伝子を持つイギリスの象徴とされています。
未だ根付く王権(内容による)
戦争の際に決断を下し法律を定めていた君主制の時代のような王権はなくなり、今や女王に代わって政府が決断を下す政権の時代となりました。
しかし、議会に通さなくても決断を下すことが許される抜け穴作戦が存在し(立候補者の中から国民投票によって決められる)、かつての歴代首相の中には有利な立場を得るため残りの議決を避け動議可決をするこの方法を利用した歴代首相も存在しました。
白鳥を食べれるのは女王のみ
王室のある国には、現代では考えられないような昔から受け継がれている少し変わったルールが存在します。
例えば、イギリスの海外から3マイル以内でクジラまたはイルカを捕獲することは禁じられていたり、自然死をして打ち上がった生き物は女王に渡るというルールがあります。
女王は白鳥も飼っております。
“王室のみ白鳥を食べることができる”と言われると驚くかもしれませんが、実際は『白鳥を捕獲することや殺すことは禁止されている』という意味で伝えられております。
この言い伝えを聞かされると、イギリス人がなぜ巨大な白い鳥をリスペクトし、恐れているか理由に納得してしまうはずです。さらに、白鳥が翼で人の腕を折ることができると教えられているため、どちらにしても一羽でも立ち向おうとする人はいないのも納得です。
女王の名前は2つ存在する
複雑そうに聞こえますが、非常にシンプルです。『エリザベス女王』は2番目の名前であり、正式な名前は『エリザベス女王 2世』です。
理由は、初代エリザベス女王がこのルールを作らなかったことにあり、エリザベス女王とエリザベス女王 2世の二つ名前を持っています。
ちなみにスコットランドでは、『エリザベス女王』のみ使用されています。
フィリップ王子は王様ではない
王室に関する最も驚く内容の一つに、夫のフィリプ王子(別名エディンバラ公)は王様ではないということです。
女性が王子と結婚すると女王になり、王子は王様になるのですが、女王となる王妃と結婚をした男性に対してこのルールは適応していないのです。
エリザベス女王と結婚した際にフィリップ王子という称号を与えられましたが(結婚のためギリシャ王室の継承を捨てました)、王様という称号は与えられることはありませんでした。
少し変わったルールではありますが、もしかすると王族が時代と共に変わりつつありますので、王室法が近い将来このルールを変わる可能性も少なくはないでしょう。
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