投稿日:2021年5月10日

日本へ帰国、または一時帰国する際の水際措置について

留学期間を経てこれから帰国する方や、事情があって日本へ一時帰国される方は、どの様な措置があるのかを帰国前に必ず知っておく必要があります。

本ブログでは、2021年5月中旬現在の日本入国時の水際措置と一連の流れについて、ご説明したいと思います。
※コロナの影響により随時更新されるので、最新情報は厚生労働省ホームページをご確認ください。

日本入国時の水際措置

2021年5月中旬現在、イギリスから日本へ入国するすべての方は、日本への入国時に以下のことが必要となります。

・出国前72時間以内に受けたPCR検査結果の証明書の提示
・検疫所指定のホテルで3日間の自己隔離とPCR検査
・14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について誓約書の提示
・誓約書の誓約事項を実施するため、位置情報を提示するために必要なアプリの登録
・入国後14日間の健康フォローアップのため、メールにて届く質問票の提示

詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。

イギリスから出国までの流れについて

出国前のPCR検査について

イギリス国内で無料で出来るPCR検査ではなく、医療機関などで陰性証明書を発行してもらい提出する必要があります。

もしくは、ヒースロー空港で出発日と同日にPCR検査やLAMP検査を受ける事も可能です。

PCR検査のブッキングはこちらから

当日空港でPCR検査を受ける方法

検査所はHeathrow Airport Terminal 5の0階(Ground floor)奥にあるArrivalの横にあります。

受付で、オンライン予約した際の番号などの情報を伝え、その場で支払いをします。
その後検査所内の各ブースに案内され、検査をします。(鼻に棒を入れられ、採取・検査をされる方法です。)

結果が届いたら、検査を行った場所に戻ってきて、検査所出口のすぐ横手にある「Certification Collection」からプリントアウトされたCertificateを受け取ります。
受け取ったCertificateは日本入国時に必要な検査結果の証明書となります。ちなみにこちらの証明書は親切にも日本語で記載されています。

検査結果証明書を手に入れたら、あとはチェックインをし荷物検査のゲートをくぐり搭乗を待つのみです。

ちなみに空港内(荷物検査ゲート外)には、いくつかカフェ、売店、小さいスーパーなどが開いており飲み物・軽食を買うことも出来ます。

Testing Centres

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日本到着後の一連の流れ

日本到着後、空港から隔離場所までの移動

今回は東京の羽田空港へ到着した時のケースをご紹介します。

到着するとしばらく飛行機内で待ち、アナウンスの後機外へ出て案内通りに進んでいきます。ちなみにここからホテルへ着くまで終始個人行動を取ることはできません。

まず最初に、入国に際してのお知らせや2週間の自己隔離に関する誓約書などの資料が配られ、その後PCR検査の手続きを行います。
PCR検査後、各ブースで誓約の説明、滞在先・連絡先などについての聞き取りが行われます。全て完了すれば、PCR検査結果が出るまで、全員待機します。この時点で着陸から待機で呼び出されるまで3-4時間ほどかかる事があります。

PCR検査結果が発表された後、陰性だった場合、各自番号が割り当てられ、番号順で、入国審査・預け荷物の受け取り・税関を通り、到着ゲートを抜け、そのままバスまで誘導されます。バスに乗る直前にトイレに行く時間が設けられます。

ホテル前に着いてからも、一人一人バスから降り、チェックイン・今後の手続きなど詳細に説明を受けます。その後担当の方達に案内され、ようやく自分の部屋に着きます。

この時点で、空港でPCR検査が発表されてからホテルの部屋に入るまで、1-2時間ぐらいかかる事があります。

ちなみに3日間滞在するホテルと、到着3日後に受検するPCR検査は無料で、予約も不要となります。

日本入国時の水際措置

到着後3日間のホテルでの隔離について

部屋に入ってからは、基本的に予約制の共有ランドリーを使用する時や食事を取る時等以外はドアを開けることができません。

以下は実際にAPAホテルにて経験された方の体験談です。
ホテルによって多少違いなどがある可能性もありますので、あくまでも参考までにして頂けたらと思います。

毎朝6:30に部屋内の天井にあるスピーカーからアナウンスがあり起床、朝8時ごろに体温計で体温を測り、スマートフォン等から政府の特設サイト上で体温や健康状況を記録します。
食事は1日3食(朝7時半、昼12時、夜18時頃)に配られます。
ドアの前にあるラックの上に置いていただけるのですが、ばったり配食中に人と対面するのを避けるため、配られる前と後で毎度2回、アナウンスが鳴り、ドアを開けるタイミングが決まっています。

食事はお弁当で、量が少ないと思ってもおかわりはできないため、そのような場合は家族からの差し入れを届けてもらう必要があります。ちなみにホテルへ送られた差し入れは届いた翌日に部屋に送られるそうですが、部屋内に給湯器があるためカップ麺などの差し入れを推奨されています。また部屋内のゴミが溜まったら、ドアの外に置けば回収いただけます。

ホテル隔離

到着後3日目のPCR検査

退所する3日目、つまり最終日に、PCR検査を受ける必要があります。(到着日当日は、カウントされず0日目となります。)

朝7時ごろにドア前に検査キットが届くので、各自採取し、マスクやフェイスカバーなど厳重装備した担当者が一人ずつ回収に来られるので、ドアがノックされたら担当者に渡します。結果は13時頃に部屋にある電話で知らされます。無事陰性だった場合は、自分で手配したハイヤーあるいは家族等からの車の迎えを部屋内で待つか、あるいは空港からの車の手配をされている方は、無料送迎バスで空港に戻ることができます。

退所する前に、これからの残りの11日間の隔離中に必要となる、下記2点が自分のスマートフォン上で設定されているかの確認がされます。

健康状態を確認するためのLINEやメール受け取りサービスの設定がされているか

位置情報が記録される厚生労働省の接触確認アプリがインストールされているか

上記確認された後、退所するといった流れです。

そして政府指定の宿泊施設からの退所後は、自宅や各自手配した宿泊施設にて残り11日間の隔離をします。

 

以上が、帰国時の一連の流れとなります。(2021年5月中旬時点)
繰り返しとなりますが、コロナの状況によって随時更新されますので、最新情報は厚生労働省ホームページをご確認ください。

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