留学年齢制限 | UK留学情報センター

「留学したいけれど、年齢制限ってあるのかな…」

と考えている30代や40代の方は多いのではないのでしょうか？

結論からいうと、語学留学に年齢制限はありません。平均年齢は10代〜20代と若く感じますが、30代以上で留学にチャレンジする社会人も最近はとても多いです。

また社会人が集まりやすい学校を選ぶことで「同世代と出会えるかな」といった、留学中の不安は解消できます。

とはいえ、学校選びのポイントや30代におすすめの留学方法などは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、留学生の平均年齢や年齢が気になる理由、30代以上で留学するメリットなどをご説明します。

そもそも留学に年齢制限はある？

まず語学留学に年齢制限はありません。語学学校は18歳以上であれば、誰でも入学ができます。

そのため、定年退職をしてから留学をするシニアも最近は少なくありません。18歳から60歳以上までが、一緒に勉強しています。

特に欧米圏では敬語の習慣もなく、年齢の離れたクラスメイトでも友達のように話します。

ワーキングホリデーは年齢制限があるので注意

先ほど語学留学に年齢制限はないとお伝えしましたが、ワーキングホリデーにだけ年齢制限があります。

日本とワーキングホリデー協定を結ぶほとんどの国が、応募を18〜30歳までの男女に限定しています。

応募のときに30歳ならば、出発時に31歳を迎えていても問題ありません。
31歳をこえると応募ができませんので、ご注意ください。

ここまでの解説で留学に年齢制限はないとわかりましたが、平均年齢やどの年齢層が多いのかは気になりますよね。

そこで次は、留学生の平均年齢をご参考までに紹介します。

留学生の平均年齢

日本人の留学生の平均年齢は、10代後半〜20代後半です。

というのも日本人の中には、社会人になってからの留学に抵抗を感じる人が少なくありません。そのため多くの人が、高校生、大学生のうちに留学を考えて実行しています。

ですが、留学に年齢の上限はありません。最近は40代や50代、60代でも留学する人も多くなりました。

また年齢層の若いフィリピン留学でも、30代や40代の学生を見かけることがあります。

中には社費で留学している方もおり、「留学は社会人になってからも挑戦できるんだ」と体感した記憶があります。

ただし高齢の場合、持病や治療中の病気があると留学が難しいことも。健康状態に問題がない場合に限って、高齢でも留学することは可能です。

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30代以上の社会人が年齢を気にする理由

30代以上の社会人が年齢が気になる理由は、主に以下の3点です。

・語学学校の入学に年齢制限があるのではないだろうか
・まわりの留学生と仲良くなれるだろうか
・帰国後はすぐに転職できるだろうか

これらの悩みは、以下の30代以上で留学をするメリットを知ることで解決ができます。

30代以上で留学をするメリット

・モチベーションの高い同世代の仲間ができやすい
・留学費用に余裕がある
・転職活動では、前職の経験と英語力をアピールできる
・ビジネス英語は使用場面をイメージしながら勉強できる
・MBA留学にチャレンジできる

30代以上の留学生の多くは、仕事をやめて海外に来ています。そのため勉強へのモチベーションの高い人が少なくありません。

また30代以上は留学の選択肢が多く、資金に余裕もある方が多いです。
そのため、資金や経験を理由に留学をあきらめることがほとんどありません。希望の方法で留学できる可能性が高いです。

また転職活動では前職の経験もあわせてアピールでき、有利に働くこともあります。

MBA留学には、条件として「3年以上の社会人経験があること」が課せられています。20代後半からチャレンジできる方法のため、10代から20代前半の留学生はほとんど見かけません。

30代以上で留学をするデメリット

30代以上の留学には、以下のようなデメリットもあります。

・体力の衰えを感じる
・海外生活に慣れるまで時間がかかる
・休職や退職をする必要がある
・周りとの価値観の違いを感じる
・転職活動がうまくいかないこともある

30代をこえると日本での生活が長いため、海外生活に慣れにくいと感じることも少なくありません。また10〜20代の留学生と「話があわない」と感じることも。

ただその分、これまで感じたことがない程の感銘を受けることも出来ます。
ある程度の経験をしてきて新しいことを求めていた30代以上の方にとっては、とても良い刺激になるかと思います。

さらには帰国後の転職活動についても、デメリットや不安を感じている方は多いかと思います。

これらの悩みは、目的や目標を持って留学にチャレンジすることで解決できます。

留学は年齢ではなく、目的や目標をしっかりと考えることが必要

社会人の留学では、多くの人が「帰国後に再就職できるのだろうか」という不安を抱えているかと思います。

留学後の転職活動で苦戦する理由は「企業が選考の際に、留学で身につけたスキルや成果を感じられないから」です。

帰国後の中途採用で求められているものは「即戦力」。留学中に「英語」と、即戦力につながる「専門スキル」を身につけることで、採用の可能性は高まります。

そのため留学前に、

・どのような仕事に就きたいのか
・希望の仕事にはどのようなスキルが必要なのか

を留学前にしっかりと具体的に考えましょう。

例えば、

・目的: 海外企業向けの営業職に転職する
・目標: 英語を使って働くために、TOEIC900点を目指す

など書き出してみてください。

目的や目標を数字に落とし込むことで、年齢に関する悩みは消えることが多いです。

目的を達成するためには、比較的モチベーションの高い同年代や社会人の集まる学校がおすすめです。そこで次は、30代以上が留学するときの学校選びのポイントをご紹介します。

年齢にあった留学をするために！学校選びのポイント

学校選びのポイントは以下の通りです。

ポイント1.語学学校の年齢構成を確認する

語学学校の年齢構成から、自分と歳の近い人が多いかどうかを確認しましょう。

学校によって20代が多い、シニアが多いなど年齢が偏っていることも少なくありません。留学エージェントや語学学校のスタッフに、直接ご相談ください。

年齢が近いと学生同士で話が合うことも多く、仲良くなりやすいです。

ポイント2.落ち着いた雰囲気の学校を選ぶ

学校の雰囲気によっても年齢層が変わります。

例えばイベントの多い学校は、10〜20代が多い傾向です。一方でビジネス英語を学ぶコースでは、社会人経験のある30代以上が中心ということも。

学校の特徴と雰囲気を、ホームページやSNSからも一度確認してみてください。

留学は年齢ではなく、目的や目標をもとに計画しましょう。
年齢を理由に留学を諦めるのは、あまりにも勿体ないです。

日本社会ではよほどの経歴がなければ、再就職するにも年齢だけで不利に感じている女性は多いです。結婚などで一度ブランクがあるなら尚更です。

反対に『留学で成し遂げたことを、どの様に面接でアピール出来るか』によって、面接官へあなたを印象付けられるかどうかが変わってきます。

留学に対するご不安などございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。