投稿日:2020年4月19日

YMS当選者の方必見☆ 語学学校に通われるベストな期間

イギリスのワーキングホリデービザに当選した場合、インターンの前に語学学校に通われる方の方が圧倒的に多いかと思います。

インターンにご当選された方々は、非常に有意義で貴重なご経験が出来る訳ですから、語学力をより高め、より成長が出来る企業に務めた方が今後の人生にもプラスになるかと思います。

そこで皆さんがまず悩まれるのは、『語学学校へ通う期間』かと思いますが、本記事が少しでもその参考になれば幸いです。

貴方はどの様な企業でのインターンを希望されますか?

まず何よりも大切な事、それは【どの様な職種にインターンにて働きたいか】を明確にする事です。

勿論イギリス在住の間だけではなく、その経験を帰国後日本でどの様に生かしたいか、生かせる為にはどの様な職種をインターンとして選ぶべきかが重要となります。

インターンに当選した方でご自身の英語力に懸念がある方、数ヶ月ほど現地の語学学校へ通う場合は、渡航前は英語力が全くなかったとしても就職先は見付かりますので、ご安心下さい。
もっと言うと、職種さえ選ばなければ、英語力が足りずインターン先が見付からない事はありません。

後は、語学学校にてどれ位の英語力を身に付けるかによって、インターンが可能な企業が変わってきます。

レストランやホテルのシーツの取替えなどでしたら、英語力はあまり必要とされません。一方で、IT関連やデザイン会社などに勤めたい場合、ある程度の英語力が求められます。

では、どれ位の英語力が必要となるか見て行きましょう。

インターンで働いている女性 UK情報留学情報センター

語学レベル評価の基盤 ~CEFR~ とは?

CEFR (Common European Framework of Reference for Languages) は,、外国語運用能力の評価のために、基盤を提供するものとして使用されております。20年以上にわたる研究を経て策定されました。

そして英語力として、A1からC2までレベル分けされております。

  • ★A1レベル(TOEIC 120〜225点)日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることもできる。
    相手がゆっくり、はっきりと話し、助け船を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。
  • ★A2レベル(TOEIC 225〜550点)簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。
    自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。
  • ★B1レベル(TOEIC 550〜785点)身近で個人的に関心のある話題について、単純な方法で結びつけられた脈絡のある文を作ることができる。
    経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができる。
  • ★B2レベル(TOEIC 785〜945点)お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である。
    かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細な文を作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を
    示しながら自己の視点を説明できる。
  • ★Ç1レベル(TOEIC 945点〜) –言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。
    社会的、学問的、職業上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。
    複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文を作ることができる。
  • ★Ç2レベルネイティブレベルで 、ほぼ全ての内容を容易に理解する事が出来る。
    情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築することが可能。
    自然に流暢かつ正確に自己表現が出来る。

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CEFRのレベルを1つ上げる為には(個人差やその方の努力によっても変わりますが)平均的には約3ヶ月語学学校へ通う
必要があります。現在英語力がA2の方であればB2にレベルアップするのに、3ヶ月×3段階=約9ヶ月通学が必要と言う計算になります。

また企業への就職活動をどの様に行いたいかにもよっても、必須レベルが変わって来ます。

検定試験とCEFRの対象表 

インターン先の見付け方オプションとご提案

インターンをする場合、低くてもB1レベルまでは上げておきたい所ですが、特にインターン先を斡旋してもらえる語学学校へはあえて通わずに、ご自身で就職先を見付ける場合、B2レベルが望ましいです。

インターン先を見付けるオプションとしては、大きく分けて...

  1. インターンに強い語学学校へ通い、そのまま学校が提携している企業へ就職する
  2. その他ご希望の語学学校に通い、自分の力でインターン先を見つける

と言った方法がありますが、自分自身のご成長に繋げる為にも、あえてこの②の手段を当社としては推薦しております。

なぜなら、通常「1.」の様なインターンに強い学校ではなくどこの学校であっても、実際は企業の紹介が出来るネットワークがあり、就職活動の仕方なども教えて頂けるシステムとなっているからです。

語学学校にてある程度の語学力を身に付けた後、あえてこう言った②の手段を選択して就職先を自分の力で勝ち取り、軸を形成し課題を克服する事が、同じ留学でも貴重な経験となり、自分への自信となって行きます。

折角YMSにご当選された貴重なご経験ですから、それを可能な限り最大限に利用し、成功する留学へ少しでも近付ける事が私たちUK留学情報センターのミッションだと思っております。

女性に仕事を教えている男性 UK情報留学情報センター