ロンドンの気候といえば、「気温が低くて寒そう」とか「曇りの日や雨が多い」というイメージがありますよね。このブログでは、どの位寒いのか降水量が多いのか、わかりやすくする為に東京の気温と降水量を比べてみようかと思います。
ロンドンのベストシーズンは、5月〜9月の夏の初めから終わりまでの夏のシーズンです。
最高気温が23℃くらい。朝晩は14℃前後まで下がりますが、30℃以上の真夏日が続く日本の夏のシーズン比べたら非常に過ごしやすいです。
では、ロンドンの1年の気候とおすすめの服装を紹介していきます。
日本より涼しいロンドンの気候
日本と同じく四季があります。緯度は北緯51度と、北緯43度の北海道よりも高い緯度に位置しています。気候は、暖流と偏西風の影響を受ける西海岸性気候に属しているため、高緯度の割には温暖な気温となっています。
ロンドンは東京ほど寒暖差がなく、平均気温は夏場でも20℃前後となっております。
また、秋は日が落ちるのが早くなり徐々に冷え込みます。冬になると、気温は日本と変わらない程度（もう一歩寒いイメージです）で、雪はほとんど降らないものの冷たい雨が多く降るようになります。この気候の特徴は、緯度に対して冷え込むことは少ないのですが、短い突発な雨が多いことです。降水量や雨が降る長さよりも、突発的な雨や頻度が多いと言えます。
ロンドンの降水量
ロンドンは、年間降水量が47.3mmと日本の半分程度です。1日の内に天気の変化が多いため、急に雨が降りはじめる事が多く感じられます。
長く降り続くことはほとんどなく、しばらく降った後はすぐ止んでしまいます。なので、現地の人々はちょっとした雨なら傘をささずに過ごす人が多いです。
日本ではすぐに傘をさすような場面も、ロンドンでは日常茶飯事で慣れてしまっているのでしょう。
ロンドンの季節とおすすめの服装
年間を通じて雨の多いロンドンですが、季節ごとの気候はどのように変化するのでしょうか。
日本との違いは、「気温が低いこと」と「突発的な雨が多いこと」です。
1日の中に四季があるといわれる程、天気の移り変わりの多いロンドンですが、そんなロンドンを快適に過ごすために、気温や服装について詳しく紹介していきます。
ロンドンの春（3月〜5月）
平均最高気温は16.5℃。平均最低気温が7.7℃。日本の春と比べると気温は低いです。
特に朝晩はまだ冷え込む日が多くなります。昼間は長袖のシャツや薄い羽織モノを着て過ごす日もありますが、時にはジャケットやパーカーなど1枚上に着て寒さ対策をしておく必要がある日もあります。
日によっては、冬用のアウターも必要になるくらい寒くなる事があります。ロンドンの春は日本と違って寒いので、冬服を着用する機会が多いです。それでもロンドンの春は花が咲く季節です。薔薇などの花を王立公園ロイヤルパークなどで見る事ができ、楽しむことができます。
公園で花を見ながらカフェでのんびりお茶をするという過ごし方も贅沢ですね。
ロンドンの夏（6月〜8月）
平均最高気温は23.2℃。平均最低気温が14.1℃。ロンドンでは30℃を超えるような猛暑日は滅多になく、23℃前後の過ごしやすい陽気が夏のシーズンです。日本の夏を過ごしていると、避暑地として行きたくなる位過ごしやすい気候です。
涼しい日の中には、気温が20℃以下の日もあります。気温があまり高くならない日は、日陰や朝晩でも多少肌寒く感じることもあるので、夏でも長袖のシャツや薄いウインドブレーカーなどで温度調整できるようにしておくと便利です。
また、この比較的涼しい気候の夏なので、ロンドンではあまりエアコンが設備されておりません。
最近は異常気象による猛暑日があるようになったので、設備されるようになってきた所もある様です。
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ロンドンの秋（9月〜11月）
平均最高気温は15.1℃。平均最低気温が7.9℃。日本の秋と同じような気温。9月、10月、11月と日が落ちるのが早くなり最低気温が下がります。10月は街なかで紅葉も見られるようになり、観光客が最も増える時期です。
この時期からは本格的に冬の装いになっていきます。外を長時間歩くようなら、冬用のコートだったり、薄手のダウンを着ると外出時の寒さ対策ができるでしょう。
（９月初旬でも、コートやブーツがなければ寒いと感じる日もあります。）
雨の降る日も増えてくるので、折りたたみ傘や防水機能のウインドブレーカーをカバンに入れておくと活躍してくれます。折りたたみの傘は、15ポンドくらいで売っているお店をよく見かけます。
日本なら外出中に突然の雨が降れば、コンビニや近くのお店で傘を買うこともできますが、ロンドンではセントラルにある雑貨屋さんなどに大体置いているので、チェックしてみてください。
ロンドンの冬（12月〜2月）
平均最高気温は9.1℃。平均最低気温が3.0℃。1年を通じて最も日が短い時期です。16時を過ぎると暗くなり始めます。ロンドンの冬は緯度のイメージよりも、比較的温暖な冬を迎えます。とはいっても、日本の冬と同じくらい、もしくはもう1段階寒いくらいの気温にはなります。
マフラーや手袋、ニット帽があると温かく、快適に過ごすことができます。
ロンドンで雪が降ることは滅多にありませんが、しとしと雨が降る日は増えてきます。何よりも雨によって冷えるので、寒さもしのげるような温かいジャケットをきて出かけるのがおすすめです。
ロンドン在住の人たちは、雨対策を本格的にするのではなく、雨が降った時に手軽にできる対策で済ませています。街の人に溶け込むように着こなしたいなら、素材や着こなしで雨対策できるものを選ぶと良いでしょう。
ロンドンの人気ベストシーズンは5〜9月
ロンドンのベストシーズンは、春の終わりから秋のはじまりにかけてです。気温が10〜20℃前後であって緑が豊かな時期です。
この時期には、ロンドンで開催されるビッグイベントもいくつかあり、4月のロンドンマラソン、7月のウインブルドン、8月のノッティング・ヒル・カーニバルなどがあります。
ロンドンマラソンは、1981年から続く大会で普通のマラソン大会の枠を超えて巨大なスポーツの祭典として行われています。そして、言わずと知れたウインブルドン大会はテニスの4大国際大会の1つとして有名です。
世界のテニスプレイヤー、ファンの憧れです。こちらは聞きならない人も多いかもしれませんが、ノッティング・ヒル・カーニバルは50年以上の歴史のあり、毎年100万人の人が参加するヨーロッパ最大級のカーニバルです。
観光名所をまわったり、イベントを楽しんだり、自然と触れ合ったりと満喫できますよ。
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