投稿日:2021年2月26日

イングランドの入国規制とロックダウンの緩和

イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスのワクチン接種により、感染リスクが85%減るなど高い予防効果が確認されたなどとして、感染対策のため行っているロックダウンを段階的に緩和する計画を発表しました。

ワクチン摂取の影響が今後どの様に出るのか、5週間単位で様子を見ながら規定を徐々に緩和していくスタンスです。

また、日本からイングランドへの渡英についても、2月15日以降の入国規制が出されましたので、本ブログで簡単に纏めてみました。

ジョンソン首相

イギリスのロックダウン 緩和について

イギリスへの留学をお考えの方に影響があると思われるロックダウンの緩和内容は、以下の通りとなります。(2021年2月末現在)

3月8日 (語学学校を含む)全学校の再開
4月12日 ジムや美容室、(屋外パブガーデンなども含む)アウトドア施設の再開
5月17日 レストランなどの屋内施設の再開、6人までの集まりが可能
6月21日 全ての規定の解除 

ただし、全ての段階における判断は「日付ではなくデータ」に基づいて決定していく方針の様です。

制限の緩和には、ワクチン接種事業の成功やそれに伴う感染率の低下、変異株の評価、医療機関に過剰な負担をかけない感染率の維持と、4つの条件を各段階で満たす必要があります。

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日本からイングランドへの入国規制について

日本からイングランドに到着する場合は、次の措置に従う必要があります。(2021年2月末現在)

● 10日間の自己隔離
● 自己隔離期間中の2日目と8日目のPCR検査の受検
● ロックダウン・ルールの遵守(※ルールについては次のリンク先をご覧ください)

ルールの遵守

なお、スコットランド、ウェールズ、および北アイルランドについては、それぞれが別の措置を発表しております。

❶ 英国への渡航前にすべきこと

(1)PCR検査の受検
(2)旅行検査パッケージの予約
(3)到着時に隔離場所に関する詳細の提示(乗客追跡フォーム:passenger locator form)

(1)渡航前検査の受験について

イングランドへ出発する前の72時間以内にPCRを受検した検査の陰性証明書が必要となります。例えば、金曜にイングランドへ直接渡航する場合、火曜、水曜または木曜に受検しなければなりません。

(※海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(略称:TeCOT)にて検査が可能な日本国内の医療機関の情報の確認や予約ができます。)

TeCOT ホームページ

(2)旅行検査パッケージの予約について

旅行検査パッケージ(210ポンド)を予約し、2日目および8日目にPCR検査を受検しなければいけません。

これらの検査で陰性の結果を得て、かつ10日間の隔離が完了するまでは、隔離を終了することはできません。(検査を受けない場合、最大4000ポンドの罰金が科されます。)

いずれかの検査結果が陽性の場合、検査の日から10日間は隔離を続けなくてはなりません。

旅行検査パッケージについては、以下リンクよりお申し込みください。

旅行検査パッケージ

COVID-19

(3)到着時に隔離場所に関する詳細の提示について

イングランドへの到着前の48時間以内に、行程、連絡先、隔離場所の住所等を乗客追跡フォーム(passenger locator form)に入力する必要があります。

乗客追跡フォームについては、以下リンクをご確認ください

乗客追跡フォーム

フォームには旅行検査パッケージの予約参照番号も記入しなくてはいけません。
また、これらの情報は到着時に入国管理官から提示を求められる可能もございますので、ご注意ください。

英国到着の直近10日間の訪問国に関する正確な情報を提供しない場合、最大1万ポンドの罰金、最大10年の禁固、またはそれらの両方を科される可能性があります。また、隔離に関する規則に違反した場合、最大1万ポンドの罰金が科されます。

❷到着後10日間の隔離について

イングランドへ到着後、隔離場所に直行し、10日間が経過するまで自粛しなくてはいけません。

到着したその日から開始し、到着日から10日間の経過をもって終了となりますが、隔離規則を遵守しなかった場合は最大1万ポンドの罰金が科される可能性があります。

❸ 隔離場所への移動について

イングランドに到着した後、隔離を行う滞在場所へ直行しなくてはなりません。

他の移動手段が無い場合に限り、公共交通機関の利用が可能です。

隔離宿泊施設までの移動が長距離に及ぶ場合、その移動途中に自身を隔離できる施設であれば、そこでも宿泊することが可能です。

直近10日以内に英国からの渡航が禁止された国(レッドリスト国)を訪問又は通過してイングランドに到着した者は、指定されたホテルへの滞在が義務付けされております。

レッドリスト国については次のリンク先をご覧ください。

レッドリスト国

2021年2月時点において、日本はレッドリスト国に含まれていませんので、直近10日以内にレッドリスト国に通過せずに日本から渡英する場合は、滞在予定先にて自己隔離することが可能です。

ロンドン

その他、イギリスのロックダウン入国規制についてご不明点やご質問がございましたら、UK留学情報センターまでお気軽にお問合せください。

 

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