投稿日:2021年3月6日

知っておいて損はない留学で気をつけるべきポイント

留学中は、日本では予想もしない問題に見舞われることもあります。

そんな時には冷静かつ慎重な判断ができるよう、今回は「イギリス留学中に気をつけること」について紹介したいと思います!!

1.イギリス留学で気をつけること:習慣&マナー編

日本とは違った文化を持つイギリス。留学中は、以下のような習慣やマナーに気を付けましょう。

その①:写真撮影時に裏ピースはダメ

これは今や有名な話ですが、日本人が写真を撮るときにポーズと使っている「ピースサイン」。これは手の甲を向け使うと、これはイギリスに限らず海外において「侮辱」の意味を表します。

手のひらを表に向けてやる「ピースサイン」は、イギリスでも勝利(Victory)などの意味もあるので特に問題はありませんが、裏ピースは中指を立てるサインと同じ意味になってしまうので絶対にしないようにしましょう。

基本的に海外では、どちらにしてもピースサインはしない人が多いです。

その②:言葉遣いご注意

日本では外国人に対して「なんでもYES・NOがはっきりしている」、「言葉の表現もストレートな言い方が好まれる」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?

イギリスは意外と言葉遣いに関しては「遠回しな表現」や「前置き表現」などが多く見られます。これはよくアメリカ英語とイギリス英語の違いなどでもよく挙げられています。

イギリス人は、丁寧で相手に良い印象を与えるような英語表現をよく使います。言葉や表現は違えど、イギリス人の言葉の使い方は日本人にとても似ております。

イギリスで英語を話す際は、日本語を話すときと同じような丁寧な言葉の表現になるよう心掛けてみてください。

イギリスハート

その③:サマータイム

イギリスにあって日本ない習慣といえば、サマータイム!英国夏時間ともいわれるこの期間ですが、3月の最終日曜日1時~10月の最終日曜日1時までとなっており英国標準時よりも1時間早く時間が進むことになります。24時ではないことにもビックリですよね!

このサマータイムは夏に日照時間が長くなる高緯度の国で行われていることが多いのですが、日没から就寝時間が1時間早くなることで国全体の省エネ化を図れるというメリットがあります。

突然予告もなく時間が変わるので、学校への登校や予定時間の間違いなどにはご注意ください。もちろん日本との時差も1時間縮むことになるのでご注意を!

その④:公共交通機関はいつでも遅れる

イギリスでは地域にもよりますが、電車が遅れたり、最近ではストライキが突然行われたりと公共交通機関の乱れが起こることは日常茶飯事です。

通勤・帰宅ラッシュなど、お構いなくストライキが行われることも日常茶飯事によくあります。

時間通りにきっちり地下鉄や電車が走っているのは、寧ろ日本ならではのことだと思います。イギリスでの通学や移動の際は、余裕を持った行動を心がけておきましょう。

2.イギリス留学で気をつけること:学校編

初めて通うイギリスの学校!日本とは違った教育システム、聞き取れない英語にあたふたしないように以下の事に気を付けましょう。

その①:授業を聞き取れなくても焦らない事

英語力があまりないまま留学を始めると、「どうしても学校で授業が聞き取れない。」、「先生の質問に答えられない。」など、英語だけの授業に焦りを感じることもあるかと思います。

初めは誰しも経験することですので、心配しなくても大丈夫です。
語学勉強を始めて最初のうちは、聞き取れないことは当たり前です。だからといって、質問を投げかけられたときは黙っているのも良くありません。

そういう時は以下のような返事ができるようにしておきましょう!

「I’m sorry, I couldn’t understand it.」
(すみません、よくわかりませんでした。)
「Please repeat it slower.」
(もう一度ゆっくり言っていただけますか。)

どうしても授業内容が重要でしっかり聞き取る必要がある場合は、スマホなどにアプリをダウンロードしたテープレコーダー機能などを活用して授業を録音しておき、再度聞き直しながら理解していくと良いでしょう。(当社前ブログをご参照ください。)

語学は長期戦で身に付けられるものなので、留学中は粘り強く焦らずに頑張りましょう^^

焦らないことが、語学力向上において秘訣といって良いほどです。

その②:レベルが合わない時はクラス替えを申し出よう!

語学学校などであまりにも先生の言っている事が理解できず、明らかにクラスのレベルを間違えてしまったと感じた場合は、出来るだけ早く留学エージェント(または学校の職員)に相談をしましょう。必要であればクラス替えなども可能です

留学期間は限られているので、そこでしっかり英語力を養うためにも「自分の身になる勉強」ができる環境を作っておくことが、何よりとても重要です。
ご自身のレベルより難しすぎるのも優しすぎるのも、あまりに身なりません。大体授業の70~80%以上は理解できるクラスが好ましいかと思います。
直ぐにクラス替えをしなくてもよいので、とりあえず英語のレベルに疑問を覚えたら、今後の方針もあると思うので学校の先生にアドバイスを受けるとよいかと思います。

イギリス留学

その③:先生も授業時間にルーズなことがある

海外では、基本的に日本人よりも時間にルーズな人がかなり多いです。これはプライベートやビジネスにあまり関係なく、基本的に遅れる人はいつも遅れます。また仮に自分は遅れない人も、日本人よりは時間のルーズさを受け入れているのが基本です。

日本では考えられないかもしれませんが、正直授業に遅れてくる教授や先生もいるほどです。
「授業料もしっかり払ってるのに」などと思うかもしれませんが、これも文化の違いだと思って、長い目で見て異文化を楽しんでみてください。笑

遅刻はどこの国でも良くないことなのですが、一方で

日本の常識は、海外の常識ではありません。

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3.イギリス留学で気をつけること:ホームステイ編

毎日一緒に過ごす事になるホストファミリー。充実した留学には、ホストファミリーとの交友関係を大切にすることも重要です。

滞在先でもトラブルが起こらないようにするために、以下の事に気を付けましょう!

その①:ホストファミリーは家族!家事は積極的に手伝おう♪

時々、ホストファミリーと生活していて「お金は払っているから」と、まるでお客さんのような態度で生活してしまう人がいますが、『ホームステイ』は決してホテルではありません。

ホストファミリーと一緒に過ごすときはあくまでも「自分は家族の一員」として迎えられていること留意するようにしましょう。
家族はどこに住んでいても助け合って生活していくのが基本です。時には日本食を振る舞ってみたり、家事の手伝いを積極的に行いながら、ホストファミリーと良い関係を築いていけるように心がけておきましょう。

その②:食事が合わなければはっきり伝えましょう。

ホストファミリーとの会話も楽しめる大切な食事時間。ホームステイの場合は基本的に、夕食などはホストファミリーの方が準備してくれるのが一般的なプランになっていますが、場合によっては食事量や味が全く合わないこともあるかと思います。

勧められると断りづらいと思うのも日本人は、ついつい我慢しがちになりますが、食事は毎日の事なので、早めに言っておかないと自分が苦しくなってしまうだけですよ。

ホストファミリーも留学生を受け入れることから、外国人との食事の違いには理解がある人が多いです。「小食なので量を減らしてほしい。」「この味は食べたことがなくて、正直合わなかった。今度は自分で味付けしていいですか?」など、改善できることはしっかりと伝えておきましょう。

その③:「ホストファミリーがおかしい!」と思ったらエージェントに相談

基本的にホストファミリーは、エージェントが事前に「どういう人たちなのか」、「どういう家族構成でどんな家に住んでいるのか」などを調べた上で、希望する留学生に提案しております。

その為、変な家庭に送られるということはほとんどありませんが、時々、エージェントでも見破れなかった怪しい家庭環境を持つホストファミリーに当たってしまうこともあるかもしれません。

私にも経験がありますが、ホストファミリーとのいざこざで帰国を余儀なくされた方もいらっしゃるので、少しでもホストファミリーに違和感を感じた場合は、まずは斡旋してくれたエージェントへ相談することをおすすめします。

留学エージェント

4.イギリス留学で気をつけること:交友関係編

勉強だけでなく、イギリスで知り合った人と楽しい時間を過ごすのも留学の醍醐味の1つです。留学先での出会いを大事にするためにも、以下の事にはくれぐれも気を付けましょう。

その①:相手の文化や習慣を尊重する

イギリスは、ヨーロッパ、アフリカ、アジアなどなど世界中から様々な人種の人たちが集まっている移民の国でです。留学中はイギリス文化だけでなく、多種多様な文化に触れる機会が非常に多くなるかと思います。

そうなるとカルチャーショックを受けたり、なかなか理解しがたい文化や習慣に遭遇することもあります。そういう時に、もし「その文化はおかしい」、「その価値観は間違っている」など否定的なことを言うと、相手の考え方や存在自体を否定されたように受け取る人もいるので、そのような発言はしないでおきましょう。

自分自身が受け入れられない考え方だとしても、受け入れなくてもいいので、「そのような考え方をする人や文化もある」という理解は出来るようにしておきましょう。

日本のきっちりとした文化も、世界から見たら【かなり特殊】です。
そのため、特に日本人からしたら考えられない事は日常茶飯事に起こります。
異文化を肌で感じられる事は、誰しもが体感できる訳ではない本当に貴重な経験となります。

その②:危険と思う誘いには乗らない

イギリスは経済もそれなりに発展している豊かな国ですが、残念ながらイギリスにも悪いことを考える心が豊かではない人もいます。日本人をあえて狙った犯罪等の危険もありますが、思わぬところから危険が忍び寄ることもあります。

その中の代表的なものと言えば「ドラッグ」です。海外では日本よりも若者の間で当たり前のようにドラッグが横行している現場をよく見かけます。

あまりに何度も見すぎたり、周りの友達が注意しないところを見てしまうと「あれ?ドラッグって意外と普通の事?」という感覚にさえ陥ってしまうこともあるかもしれません。

しかしながら、もちろんイギリスでもドラッグの使用・所持は違法です。
万が一、友達に誘われたり買わされそうになっても、絶対に手を出したりしないでくださいね!日本へ強制送還されて永久的に入国禁止、あるいは逮捕となる可能性もあります。

またドラッグを使用している友達といつも行動を共にしているだけでも、ホストファミリーに疑われて、自分自身は使用したことがないのに最終的には家を追い出される事もあります。

自分は大丈夫と思っていても、海外で生活をしていると、いつの間にか友人によって自分足元を救われていることもあるので、十分に警戒しておきましょう。

ロンドンハート

事前に少しでも多くの情報を入手しておくと、イギリス生活の中でも心に余裕をもち生活することが出来るかと思います。参考としてでも結構ですので、これらのことも頭には置いていて下さいね。

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