留学中に美容院に行きたくなったときは、どこにいくか悩みますよね。日本では美容師さんと言葉も通じ、髪質も似ていることが多いので、切ってもらうときに安心感があります。
しかし海外の美容院は、言語は勿論サービスのレベルも日本と違います。
髪型は一度失敗するとすぐには直せないので、失敗するくらいなら留学中は行かないと考える人も多いのではないでしょうか。
日本と海外の美容院にはやはり違いがありますが、失敗しない方法を知っていれば大丈夫です。
そこで今回は、留学中における日本と海外の美容院の違いや失敗しない方法、美容院で役立つ英語フレーズなどをご紹介します。
日本と海外の美容院の違い3点
日本と海外の美容院は大きく違います。実際に日本の美容院で働いた後、海外で美容師をしていた経験者にも違いを聞いてみました。
日本と海外の美容院には、以下3つの違いがあるようです。
・日本の美容師は技術レベルが高い
・そして接客やカウンセリングが丁寧
・海外では、髪質が異なるため扱いに慣れていない
それでは順番に紹介しますね。
違い(1)国によっては国家資格が必要ないこともある
日本で美容師になるには、国家資格が必要です。対して海外では国家資格がなくても美容師になれる国もあり、技術レベルの高さに大きな差が生まれます。実際に日本の美容師は海外でも評価が高いことで知られています。
日本ではまず学校で2年間の訓練を積み、就職後はまずアシスタントから始まることが多いですよね。そのためカラーやカットをお客さんにできるようになるまでの時間は海外よりも長く、倍以上の訓練を積んでいます。
ちなみにイギリスでは、日本の美容師免許のようなものはなく、ディプロマやNVQといって、国家検定専門技術資格というようなものはあります。
NVQはレベル分けされていますが、ある程度のレベルさえ取得できれば、EU諸国やアメリカで通用する資格です。やはりそこまで長い訓練が必要ないので、日本の美容師と比べるとカットが上手くない印象です。
海外から見ても日本の美容師は技術が高く重宝されているので、そのレベルに慣れていると海外で美容院を利用することに抵抗を感じやすいです。
違い(2)接客の丁寧さ
日本と海外の美容院は接客の丁寧さが違います。
雑誌やお茶を出してくれる、顔についた髪の毛を払ってもらえる、セットでシャンプーをしてもらえるなど、日本の美容師さんは細かいところまで気遣いをしてくれますが、海外では難しいことがほとんど。
留学中には美容院でレベルの高いサービスは求めない方が良いです。
違い(3)髪質や流行している髪型が違う
日本と海外では、髪質や流行している髪型が違います。
白人の方は髪質がやわらかく細いので、その違いから日本人のしっかりとした髪を切り慣れていないことが多いです。留学中にカットしても髪の毛がハネてしまったり、うまくまとまらないことも。
さらに国によって流行している髪型も違うので、おまかせにするとイメージと違った髪型になる可能性が高いです。
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留学中の美容院で失敗しない3つの方法
次に留学中に美容院でカットやカラーをしてもらうときに失敗しない方法を3つご紹介します。
結論から言うとおすすめなのは、日本人や韓国人などアジア系の美容師に切ってもらうこと。また少々お高いですが、日系の美容院に行くのもおすすめです。
方法(1)日本人やアジア人の美容師を探して画像を見せる
日本人やアジア人の美容師を探して、イメージしている髪型の画像を見せましょう。
現地で髪の毛を切る場合は、言葉の壁もあるので「画像」を必ず見せた方が無難です。そしてカット最中に違う髪型になってきて怪しいと思ったら、また画像を見せるのがおすすめです。
画像は言葉が通じない場合でも同じイメージを共有できるので、失敗しにくいです。
また望まないヘアスタイルも伝えておきましょう。「短くしないで」「〜は切らないで」と、絶対に嫌なことだけは伝えておくのも効果的です。
方法(2)日本人が経営しているお店や日本人美容師が在籍しているお店に行く
ロンドンには日本人経営の美容院があります。日本人経営だと言葉も通じ、少々日本より高いですが日本と変わりない対応をしてもらえるので安心です。
【日系 美容院 都市名】などで検索してみてください。念の為、事前に料金も確認しておきましょう!
また経営者が現地の人でも、留学やワーキングホリデーなどで日本人の美容師がいる美容院もありますよ。
また元美容院の友人などに切ってもらう方法もあります。
値段は交渉次第ですが、美容院に行くよりも安く切ってもらえる可能性が高いです。
もし日本人経営のお店がない場合は、韓国人経営のお店もおすすめ。韓国人の美容師に髪を切ってもらったことがありますが、髪質もファッションも似ているので、比較的理想の髪型に切ってもらえます。
方法(3)現地の美容室に行く場合、事前に日本でカラー剤などの詳細を聞いておく
海外では、日本の様にアッシュ系であったり複雑なカラーのバリエーションがあまりありません。
例えばこれまでカラーをして来て、留学前に黒染めをしても落ちてしまうと言う方や、どうしても同じ色にしてリタッチだけしたい!と言う方は、日本で通われている美容室でカラー剤の詳細を聞いて英訳しておきましょう。
美容院によっては、経験がなくてもカラー剤さえあれば、混ぜるなどをして対応して貰える所もあります。ただ髪質が異なるので、時間を長めにおいてもらうなどの工夫も必要となります。そこだけが担当美容師さんの推測と腕にかかっていると言えます。
現地のヘアサロンで役立つ英語フレーズ
ここまで留学中の美容院について解説しましたが、美容院で役立つフレーズを調べておくのもおすすめです。
例えば、以下のようなものです。
(1)「I’d like to get my hair like a this picture.」この写真のような髪の毛にしたいです。
(2)「Could you cut a little bit shorter here?」ここをもう少し短く切ってもらえますか?
(3)「How long will it take?」どれくらい時間がかかりますか?
(4)「How much will it cost?」いくらしますか?
最低限の意思疎通ができるように、美容院で使える英語フレーズを覚えておきましょう。
今回は、留学中に美容院へ行きたくなったときに失敗しないための対処法や、海外と日本の美容院の違いについてご紹介しました。
絶対に失敗したくない方は、以下のように対応するのがおすすめです。
・留学前に髪を切っておく
・日本人か韓国人の美容師が在籍しているお店に行く
・イメージする髪型の画像を見せる
・絶対に嫌な仕上がりなどを事前に伝えておく
最後に留学は何でも体験で、万が一失敗してもいずれは話のネタになります。現地で髪を切る経験はなかなかできないことなので、その挑戦を楽しんでみるもの一つかもしれませんね。
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