イギリス留学中の滞在方法は、シェアハウス、ホームステイ、学生施設など様々なオプションがありますが、それ以外にもフラットを探すと言う方法があります。
現地に住んで慣れてきた頃に、フラットに移りたいと思われる方もいるかもしれません。
今回はそんな方のために、フラットを探す方法をお伝えします。
フラットを探す方法
インターネットや不動産で探す
フラットの探し方は、自分でいろいろな媒体の広告を見て探すか、不動産屋（リアルエステートエージェト）を介して探すことになります。
希望のエリアがあれば、そのエリアの図書館やニュースエージェントの掲示板の張り紙を見て、直接、大家さんとコンタクトを取り下見の日時を決めます。また、ローカルの新聞やフラット情報専門誌（LOOTルート、週３回発行 6 www.loot.com）で探すこともできます。不動産屋を介して探す場合、物件の紹介は無料ですが、契約の段階で手数料がかかります。ロンドンには日系の不動産屋もあります。
まず、契約手数料などの条件を確認してから、自分の希望に合った物件を探してもらいましょう。
学校に相談してみる
学校のアコモデーション担当者に相談してみましょう。空き部屋情報や情報の入手方法などを教えてくれるはずです。ただし、あくまでも部屋探しの相談窓口となる程度なので、設備や立地条件は自分で確認してから検討しましょう。
学校の掲示板をチェック
学校のステューデント・オフィスや図書館などには、「部屋貸しますRoom for Rent」の告知がよく出てます。大規模な学校や大学であるほど、学生同士でハウスシェア／フラットシェアをしているケースが多く「ひとりがフラットを出るので、新しいシェアメイト募集」といった告知も豊富です。ただしこのような情報は、張り出されたその日に決まってしまうことも少なくないです。よさそうな物件を見つけたら、すぐ連絡しましょう。契約は条件を確認してから慎重に。
口コミを活用する
クラスメイトや友達にも、部屋を探していることを宣伝しておきましょう。運がよければ帰国する人の後がまや、フラットを出る人の代わりとして声がかかるかもしれません。知り合いの紹介なら前の住人から住み心地などについて聞くことができるし、大家さんも好意的です。
フラットを探すときの注意点と豆知識
フラット周辺の治安には気を配る
住居探しで何より気をつけたいのは、やっぱり周辺の治安。家賃は安いほうがいいと思うのはもっともですが、身の安全はお金で買わなくてはなりません。あまりに安いところは、何かあると思ったほうがいいでしょう。昼間は平和そうに見えても、夜は危険な地域に変貌することもあります。地元の人たちのアドバイスをよく聞いて、住まいを決めるようにしたいですね。
契約期間は6ヵ月以上が原則
2週間や1ヵ月など、短期で借りられるフラットは非常に少ないです。基本的に、フラットの契約期間は6ヵ月以上。つまり、フラット滞在は長期留学の学生向けとなります。契約途中で解約すると違約金を取られたり、契約のときに支払ったデポジットが戻ってこないこともあるので、注意してください。
ベッド・シット
ベッド・シットBed-sittingという滞在スタイルは、1階に住んでいる大家さんが2階の3～4部屋を人に貸すという民家の間借り形式。部屋で自炊もでき、また、多くが住宅地にあります。
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フラット探しのチェックポイント
めぼしい物件を見つけたら、大家さんなりシェアメイトなりに電話をして、部屋を見せてもらいましょう。その際のチェックポイントは以下の通りです。そのほかにも何かひっかかる点があれば、あいまいにせずにその場でたずねる様にしましょう。
環境
周囲の環境は昼夜を問わず安全か
交通の便は？
コインランドリーやスーパーは近くにあるか
部屋の管理状態
雨漏りの跡はない
すきま風は入らないか
清潔か
隣の物音が聞こえないか
部屋の設備
ベッドやテーブル、椅子、タンス、キッチンは付いているか
照明設備は充分か
コンセントの場所と数は？
窓やドアの戸締りはしっかりしているか
部屋の広さに合った暖房設備があるか
暖房は何時から何時までついているのか（セントラルヒーティングかどうか）
毛布・シーツ類は無料で貸してくれるのか
※電気のスイッチを入れてみる。窓やドアを開け閉めしてみる。
共用スペース
バス・トイレは清潔に管理されているか
浴室のカギはしっかりしているか
お湯はふんだんに使えるか
玄関のロックはしっかりしているか
ホールや階段の照明はついているか
共用部分の掃除は誰がしているのか（住人が交替で掃除することもある）
食器と調理用具は最低限揃っているか
湯沸かし器は付いているか
※そのほか、蛇口をひねって水やお湯の出具合いを見る。
部屋の広さなど
広すぎる部屋や北向きの部屋は寒く、暖房費がかさむ。
電気・ガス
電気・ガス・水道代は家賃に含まれるのか
別料金の場合、どのように徴収されるのか
インターネット
滞在先を決める際にBTの電話回線があるかどうかもポイント。回線を引くなど手続きが面倒な場合は、ブロードバンドの無線LANが既に設置されているフラットシェアを選びましょう。
住人
同じ建物にどういう人が住んでいるのか（一軒家以外の場合）
大家さんの態度（同居か別居か）
質問には率直に答えてくれるか
入居条件や家賃の説明は充分か
不動産広告用語
ALL MOD CONS All Modern Convinience（全完備）
avail available（空いている）
BILL 光熱費
G/F ground floor（1 階）
EXCL exclusive（縲怩ﾍ別）
furn furnished（家具付）
GCH Gas Central Heating（ガス暖房）
grdn garden（庭）
INCL inclusive（縲怩ﾜむ）
M/F male or female（男性、女性を問わず）
mo month（1ヵ月）
MW Microwave（電子レンジ）
N/S non smoking（ノンスモーカー希望）
nr near（近い）
PCM Per Calender Month（月極）
sec security（防犯装置/デポジット）
sep separate（別々）
unfurn unfurnished（家具なし）
WM Washing Machine（洗濯機）
今回は主にフラットの探し方と注意点、チェックポイントなどについてお話しました。
次回は更に契約時・契約解除時の注意点などについてお伝えします。
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