はい!
ロンドン、ヒースロー空港の入国審査は、とても厳しいことで有名です。
2019年5月20日よりイギリスに入国する18歳以上の日本人を対象として、入国時における自動化ゲートの利用を開始しましたが、これは6ヶ月未満の短期留学生は対象外となり、入国審査官による入国印の押印を受ける必要があります。
その為イギリスは滞在期間が6か月以内の場合、入国審査は必要となりますが、学校に通う場合であっても日本人はビザ自体は取得する必要がありません。(NO VISA = 観光ビザとなります。)
もしくは有料となりますが、入国審査をスムーズにする為に、渡英前にShort-term Tier4 ビザを取得する事も可能です。
とても厳しいイギリスの入国審査。
審査官にもよりますが、30分以上質問をされる事があります。
今回は私が6ヶ月未満の短期留学時に、イギリスの入国審査員から実際に受けた質問を公開しちゃいます。
入国審査(Passport control)の一連の流れ
イギリスへは入国審査→預け荷物受け取り→税関申告の流れで入国となります。
飛行機を降りたら、「Arrivals」の標示に従って進みましょう。
対面の入国審査の待ち時間は、平均1~2時間ですが、その間に十分こころの準備と質疑応答の準備が出来ますね。
またその間に『出入国カード』に記入する必要があり、審査官はそれを見ながら面談します。
まず、審査官に見せて下さいと言われた書類は…
原本または原紙
パスポート
ビザ(必要な方、又は事前に取得している方)
銀行口座の残高証明書
学校の入学証明書
iPhoneまたはスマートフォンのデータ
帰りの航空券(チケット)
ステイ先住所
必ず質問される内容は…
滞在の目的
(通学、観光もしくは仕事のどれかをまずは答えましょう。)
滞在期間
(仮の出国予定日を覚えておき、帰りの航空券のデータを準備しておきましょう。)
滞在先
(住所が記載されているデータのスクリーンショットを準備しておきましょう。)
滞在中のプラン
(通学期間が終わっても、少しは旅行などで滞在したい場合は、しっかり答えを用意しておきましょう。)
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更に込み入ったことまで質問された実体験
そして質問は、徐々に進行していくのですが、審査官が結局は何が知りたいかと言うと、それは
イギリスで働こうとしていないか(ビジネスで渡英の方、又は就労VISA、YMS VISA 取得の方は対象外です。)
イギリスでの結婚などを目的とし、一生住み付こうとしていないか
と言うこの2点を念頭に置き、すべての質問に答える様にしましょう。
そして『自分は、ただ勉強と観光の為に来ている。絶対に日本に帰ります。』と言う雰囲気を全面に醸し出しましょう。
私の場合、事前にワードなどで月毎のプランを纏めておきました。
例)○月~○月 通学、 ○月 エディンバラへ旅行(友人と会う為) などなど…
それでも、まだかなり突っ込まれました。
例えばエディンバラで会う予定の友人について、『彼女はどこ出身で名前と住所は?』と聞かれ、お父様がアイルランド人、お母様がコロンビア人だったので、そう答えると、『なぜ彼女は今イギリスに住んでいるのか、私とはどこで出会ったのか?』、など、彼女の素性まで根掘り葉掘り聞かれました。
また、『私は帰国後、フィアンセが日本にいるので、、』と途中で出すと、『彼の名前と住所と職業は?』(特に職業を詳しく聞かれました。)と聞かれ、そしてそれらは全て、記録としてメモされてました。
質問まではされなかったですが、『それでも貴方は来たんですね?ふ~ん。。。』と言う顔をかなりされていたので、『私の人生最後の自由かな』と言ったのを記憶してます。
実際は結婚しませんでしたが、シナリオがあってよかったです(笑)
ついに入国印の押印が!!
そして、30~40分が経過し、ついにその時が来ました。
彼が納得した瞬間だったのか、予想もしていなかったタイミングで唐突にポンっと入国印が押されてほっとしました。
万が一承認されなければ別室に連れて行かれて、最悪の場合は入国拒否となり、帰国せざるを得なくなります。
実際に、ちょっとした事でも帰国を要請された話も聞いた事もあります。
運と審査官にもよりますが、入国審査ではなるべく余裕を持って対応出来る様、事前に備えておきましょう。
『UK留学情報センター』では、それらの入国準備のサポートも一緒にさせて頂きます。
もうすぐ飛行機が着陸する瞬間は、夢と希望に溢れていて、いつだってこの上なくワクワクする瞬間です!
皆さんにも早くその瞬間が訪れますように…
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