イギリスの学生ビザの種類 | UK留学情報センター

イギリスに滞在している人みなさんが口をそろえて言いますが、イギリスは入国ビザ申請にとても厳しい国です。

移民問題を抱えるヨーロッパ諸国の中でも、特にイギリスは厳しい事でとても有名。
観光目的でも入国拒否されることがあるという話もよく耳にします。

なぜイギリスが入国やビザ申請に対して厳しく取り締まっているのかというと、不法滞在者や移民増加による治安の悪化を懸念しているからです。

EU離脱を決定したことからも、イギリスがいかに国内の外国人増加を強く問題視しているのかということがわかります。

不法滞在者を増やさない為に厳しいチェックが行われていますが、学生ビザに関しては、しっかり提出できれば、基本的に問題なくビザ発行は可能です。

留学生目的で発行できるビザの種類

学生ビザの種類は、滞在する「目的」、「期間」、「滞在者の年齢」等で変わってきます。

YMS（Youth Mobility Scheme）VISAは就労ビザとなりますので、また別ブログにてご紹介しますね。

主に大学や専門学校へ進学予定の学生や12ヵ月以上の滞在を予定している学生向けの一般的な学生ビザです。

◆特徴 ◆

長期滞在することが可能
イギリス現地でもビザの延長ができる
就業も可能（条件付き）
英語力の証明が必要
配偶者・子供の為の同伴者ビザも発行可能

４～17歳が対象の“Child”と18歳以上が対象の“General”という種類に分かれています。

また英語力の証明が必要で、ある程度の語学力をすでに持っていて長期滞在予定者や滞在中にビザを延長する予定のある留学生向けのビザとなっています。

申請費用に関しては約50,000円となっています。（2020年8月現在- 為替レートにより変動）

学生ビザ（滞在７ヵ月～11ヵ月以内）

７ヵ月以上～11ヵ月以内の滞在予定で語学学校等へ通う予定の学生は、Short-term study visa (Up to 11 months)のビザ取得が必要になります。

◆特徴 ◆

語学学校の為のビザ
Tier ４よりも申請費が安い
英語力の証明は不要
18歳以上対象

このビザはTier ４よりも比較的発行しやすくなっております。
語学学校へ通う予定の方はこのビザを申請しましょう。

但し、ビザの延長や就業は不可となり、配偶者等向けの同伴者ビザも発行できません。

申請費用に関しては約27,000円となっています。（2020年8月現在- 為替レートにより変動）

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学生ビザ（滞在６ヵ月以内）

イギリスへの滞在が６か月以内の場合は、語学学校へ通う場合でも、事前のビザ申請は特に必要ありませんが、入国時のトラブルを避ける為にも取っておくと安心です。

入国監査官とのやり取りはすべて英語で（特にイギリスの場合は入国審査も厳しい為）、書類がすべてそろった状態でも入国許可が下りないという可能性もあります。

このビザさえ持っておけば、基本的にイギリスへ問題なく入国することができます。

◆特徴 ◆

英語力の証明は不要
入国時のトラブルを避ける事ができる
18歳以上対象

事前に申請をしないで入国する場合、もちろんビザ費用等は掛かりませんが、このビザを事前に申請した場合は、約14,000円が申請費用としてかかります。（2020年8月現在 – 為替レートにより変動）

それでもイギリスの入国審査の厳しさを考えると、英語や外国にあまり免疫がない人や、一度入国拒否になったことがある方はこちらのビザ取得をお勧め致します。

イギリスは観光客でも厳しくチェックを行いますので、費用などを考えながら申請の有無を決めましょう。

ご参考までに、実体験のブログはこちらまで。。。

いろいろと厳しいイギリスのビザ申請ですが、ビザ申請時に漏れなく書類を揃え、要求されたら追加書類をしっかり提出できれば、基本的に問題なくビザ発行が行われるので安心してください。

「イギリスに住み着いたり、就労しに行くのではなく、勉強するために行く」というアピールをしっかりすることが、ビザ申請の大きなカギになります。

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