イギリスワーキングホリデーにてVignette transferを利用し、渡英日を遅らせる方法についてご紹介致します。
Vignetteとは?
まず、YMSの申請が通ると、パスポートにVignetteと呼ばれる入国許可証が貼られて手元に戻ってきます。
このVignetteはワーホリビザ申請時に決めた入国日から30日間有効の入国許可証になり、基本的にはこの30日の期間内であればいつでも渡英できます。
(2020年9月現在は、新型コロナウィルスの影響により90日の期間が与えられております。)
vignette transferとは?
パスポートに貼られているVignette期間内に渡英ができず、渡英の延期が必要な方が行う方法がVignette transferとなります。
しかし、あくまでも渡英時期をずらすことができるだけで、滞在期間はワーホリビザを申請した渡英日から2年間というのは変わりません。(ビザ終了日は変わりません。)
つまり、渡英時期を遅らせれば遅らせるほど、イギリスワーホリで滞在できる期間自体は短くなります。
例)2020年9月30日に渡英予定の方 ワーホリビザ期限2022年9月30日まで
Vignette transferを利用し2021年1月15日に渡英してもワーホリビザ有効期限は2022年9月30日まで
vignette transferのタイミングと費用
vignette transferの申請ができるのは、ワーホリ滞在予定期間内の為、最初に決めた渡英予定日のあとから可能となります。
費用は1回につき£168です。Vignette transferの申請時に再度入国日を設定しなければいけない為、さらに変更が必要な場合は再度申請し直し、申請料もまた払わなければいけません。
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vignette transferの申請方法
こちらのサイトでオンライン申請方法が画像と一緒に丁寧にわかりやすく解説されております。
オンラインでの申請後、書類を印刷してワーホリビザを申請した時と同様にまた東京もしくは大阪のビザセンターに来館予約をし、申請書とパスポートを提出する必要があります。
書類とパスポートをビザセンターへ提出後、ビザ申請時と同じようにパスポートが戻ってくるまで2週間ほど時間がかかります。
余裕を持って申請し、再度申請した入国日も入国日よりも前に渡英をしてしまうとビザが切り替わってしまうので、必ず入国予定日の後にイギリスに入国する様にしましょう。
イギリスのワーキングホリデービザは倍率が高く、応募しても簡単に当選できるビザではありません。
だからこそ、Vignette期間に渡英できなくなってしまってもVignette transferを利用することで、イギリスワーホリへのチャンスは失わずに済みます。
イギリスでの滞在期間は短くなってしまいますが、今自分ができることをして充実した時間を過ごせるように準備していきましょう。
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