ロンドン二階建てバス | UK留学情報センター

ロンドンのバスと言えば、真っ赤な二階建てバスが有名ですよね。留学中は、バスにも乗る機会が必ずあるかと思いますので、写真を撮るだけではなく、ぜひ乗ってみましょう。

初めての乗車は人によっては、地下鉄より難しく感じるかもしれません。路線が少し複雑で、どこで降りるか心配ですよね。

ロンドンのバス概要・路線図

ロンドンを走るバスは、TFL(Transport for London)の付属機関のバス会社により運営されております。

実際には、いくつかの民間運行会社のバスが走っているのですが、私たちが普通にロンドン中心部で乗っている際には、統一された料金体系で使いやすい交通機関と言えます。

ロンドン市内には600を超えるバス路線があり、1枚の路線図でそのすべてを表すことはできません。

必要な路線図については、下記のリンク先から検索することができますよ。

TFL

TFLのサイトではバスでの行き方を調べることが可能です。

また他にもバスのアプリがたくさんありますが、Google MapやCity Mapperで行き方を検索するのがわかりやすいです。バスの番号もバス停も出てきます。

ロンドンのバスの料金は？

まず最初に、大事なことをひとつ。ロンドンのバス料金の支払いに現金は使えません。

旅行者の場合は、オイスターカード（ロンドン市内の交通機関で利用できるICカード）もしくはインターナショナルのクレジットカードやトラベルカードになります。
（インターナショナルでないと、カードが使用できませんので、ご注意ください。）

バスの1日の支払いの上限（cap）は4.5ポンド。

1時間以内なら1.50ポンドでバスは乗り放題。1時間経過すると、また新たに1.50ポンド引き落としがかけられます。

なお、（zone1とzone2の中の移動の場合）1日に引き落としされる額の上限は7.2ポンド（※2020年1月2日より7.2ポンドへ値上げ）。これは地下鉄なども含めてです。オイスターカードやzoneのしくみについて詳しくは、当社の地下鉄のブログの記事を参照してくださいね。

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ロンドンバスは旧型がおススメ！

ロンドンを走る赤バスは主に3つのタイプに分けられます。
一階建ての普通のバス、そして二階建てバスは新型と旧型があります。

旧式は「ルート・マスター(RM)」と呼ばれ、後ろが開いているのが特徴。ドアのある新型に比べ、旧型はドアのない最後部から乗り降りをします。

走行中や冬場ももちろん開きっ放しで、安全を守るためドライバーとは別に車掌が乗車しております。車掌は出入り口部分に立ち、制服を身にまとっているためとても絵になりインスタ映えになります。

もしも旧型バスに出会えたら、是非一緒に写真を撮ってもらってはいかがでしょうか！

車内もレトロでかわいい

バスの一階は約30人、二階は約40人座ることが可能です。二階からの眺めは、また一味違いロンドンの新たな一面を楽しむことができます。

少し高い目線になるので、バスからビッグ・ベンやウエストミンスター寺院など高い建物を眺めるのもいいですね。

ニ階の前方に座ると、目線が高いので、何かの乗り物に乗っている時と同じくらいドキドキします。

またロンドンバスに乗ってタワーブリッジを渡ってみるのもオススメです。

バス停はこんな感じ

下の写真の場合、バス停の名前はPortman Squareで、Hyde Park CornerやLancaster Gate方面に行くということがわかります。

通りの名前はBlandford Streetです。ロンドン中心部は一方通行の道が多いので、行きと帰りで違う道を通ることはよくあるので要注意です。

このバス停に来るバスは、2、13、30、74、189、274。2と74はNが付いているバスも。

NightのNなので、夜も走っていることがわかります。また、13と189は24時間バスになります。

バス停の上にHという文字が見えますが、このアルファベットがかなり大切。バス停によっては、行き先別にいくつもの同じ名前のバス停があります。このアルファベットで識別しましょう。

Google Mapのバス停にもこのアルファベットが表示されます。

バス停に掲示されている地図を見る時には、このアルファベットに注意して自分が正しいバス停にいるのかを確認してみてください。

特に大きな交差点の場合、行き先別に数多くの同じ名前のバス停があるので慣れるまでわかりづらいです。

ロンドンのバスの良い面と悪い面

地下鉄を使用するかバスを使用するか悩んだときの為に、参考になるバスの特徴としては以下の通りです。

良い面

料金が安く、乗り換えても1時間以内なら追加料金がかからない。
バスの2階は景色や乗り心地が楽しめる。
乗車中はよく話しかけてくれる人がいて楽しい。

悪い面

時々行き先が変更になったり、迂回する。
ロンドン中心部は朝夕の渋滞がひどい。
日本のように正確にバスは来ない。長く待たされて、何台もまとめて来ることも。

行きは元気いっぱいでも、帰りになるとちょっと疲れてくる場合もありますよね。そんな時にはバスに乗ってのんびりイルミネーションを楽しむのもいいですね。
またロンドンの夜景を2階建てバスでまわるロンドンナイトツアーもあります。
見どころいっぱいのロンドンを楽しんでくださいね。