コロナの感染拡大、パンデミックを受け二度目の「ロックダウン」が宣言されたイギリス。時間はあってもどこにも行けないという状態の中、イギリス人は自宅での自粛生活を少しでも明るいものにするため、様々な工夫をしております。
読書や料理、掃除やプレゼント勉強など様々な過ごし方はありますが、ここではソーシャルメディアなので散見される、イギリス人の「自粛生活サバイバル術」についてご紹介します。
1. 「Zoom飲み」もイギリス流
仲間との飲み会を、自宅からオンラインビデオチャットを通じて行うという、「Zoom飲み」は、現在日本でも流行っておりますが、イギリスも例外ではありません。
コロナ感染者拡大によりロックダウンが開始されてから、イギリス人が「なくては生きていけない」と言われるほど大好きなパブももちろん閉鎖しました。
そのため必然的に自宅で飲む機会が増え、オンラインビデオチャットを通じた飲み会も開催されています。
中でも特にイギリスらしいのが、「パブクイズ」を行うこと。パブクイズとは、パブに訪れた客が自分たちでチームを組み、一回数ポンド程度で参加できるクイズ大会のことで、TV番組や有名人、スポーツなどのエンターテイメントに関するクイズをするのが一般的です。
イギリスのパブでは、定期的にこのクイズ大会が開催されており、パブクイズ目当てにパブに足を運ぶ人も少なくありません。
このように、ロックダウンで通常営業ができない今、パブで楽しめるエンターテイメントの一つとなっているパブクイズを、オンラインビデオチャットで行うという取り組みがされております。パブに行けなくとも「パブらしさ」を体験していたいという、イギリスのパブ愛の根強さが垣間見れますね。
2. 希望のレインボー
コロナの感染者数が拡大しロックダウン中のイギリスでは、毎日家で退屈している子どもたちに何か楽しみをもたせようと、様々な工夫がされています。
その一つが、レインボーの絵を描いて外から見えるよう窓に貼るというもの。
自宅待機している子どもたちに楽しいアクティビティを課し、レインボーをシンボルとすることで、パンデミックの中で明るい希望を表すことなどが目的とされています。
一日一回許されている、運動のための外出中、窓に貼られたたくさんのかわいらしい絵を見ることで、コミュニティの癒しとなっております。
近所やホストファミリーに小さな子供がいる方は、提案して一緒に遊んでみるのも良いかもしれません。
エリザベス女王もこの希望のレインボーという、コミュニティーを上げた取り組みを称賛したことや、ルイ王子もそのレインボーを作成し、誕生日を迎えた4月23日に英国王室がその姿を写真で公開したことなども話題となりました。
3. 自宅で名画再現
イギリスに限ったことではないですが、SNS上でよく散見されているのが、自宅にある衣服やものを使って、名画のワンシーンを再現するというもの。
本格的に衣装を一から作るようなコスプレとは違い、あくまでも既に家にあるものを利用して再現するところに、柔軟な発想やクリエイティブさ、ユニークさが求められております。
西洋画を再現したものが多い印象ですが、皆さんも、日本のアートを題材に参戦してみてはいかがでしょうか?
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4 とにかくヘルシーで楽しく過ごす!ありのままの自分を受け入れる
「人が嫌いなわけではないけど、1人で本を読んだり編み物をしたりするのも好き」
「どんなに楽しくても、人と過ごす時間はどうしても疲れがたまってしまう」
そんな性格の方は特にこのコロナによる自粛中に、ありのままの自分を受け入れる努力をしてみてもいいかもしれません。その先には、きっと新しい世界が待っているはずです。
初めてフルに自分らしく過ごせるようになり、肩の荷が下りて気持ちが軽くなるかもしれてません。『他の誰かになろうとしないで、自分らしく振舞うことがこんなにも気持ちのよいことだったなんて・・・!』と気付く機会にもなります。
またこの機会にとにかく健康にもフォーカスし、定期的にジュースクレンズやランニングをするなど日課にしてみましょう。普段時間に追われて怠けていることでも、時間があるロックダウン中に『くせ付け』をしておくと、身体がルーティン化され、今後も楽に継続する事ができますよ。
YOUTUBEを見ながらエクササイズをするのもおすすめです!
5 英語でオンラインの習いごとをしてみる
ロンドンでは、あらゆる習い事(バレエやアート、料理など)がオンラインのレッスンに切り替わりました。
ZoomやSkypeといったアプリで、インストールするだけでOKなのでとてもラクチン。
例えば楽器などの習い事の場合、メールで送られてきた楽譜をプリントアウトしておくなどの事前準備はありますが、他の参加者の様子も見え、先生からの檄もしっかり飛んできます。
オンラインでも質疑応答の時間がしっかり設けられるなど、受講サイドのストレスがないように、いろいろ工夫されています。英語の勉強にもなるので、一石二鳥ですね!
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