投稿日:2021年4月27日

英語の挨拶と日本人との感覚の違い

英語の挨拶の違いは、英語を特に勉強したことがない人でも、何となく感覚的に分かるのではないでしょうか。

それぞれにもちろん意味があるのですが、実は辞書にも載っていないことが多い使い分けがあります。

今回はそんな 英語の挨拶についてお話します。

英語で「こんにちは」を意味する表現パターン

どれも基本的な意味としては同じあいさつで、日常的な挨拶として使われます。

Hello

“Hello” は『こんにちは』の中でも一番フォーマルです。

ちょっとかしこまって挨拶するときや、スピーチなどの最初に使うのは “Hi” ではなく “Hello” になることが多いです。ただし、この時も “Hello” でなければいけないという訳ではありません。

“Hello” は少しかしこまった印象なので、親しい人に会った時は圧倒的に “Hi” の方がよく使われます。

Hi

“Hi” はもっとカジュアルで、同僚や友達・身内などに使われることが多いのですが、カジュアルな接客のお店やカフェなどでも頻繁に耳にします。

Hiya

“Hiya”は”Hi”と”How are you”が短くなったもので、女性のほうがよく使います。
日本語で言うと『やっほー』の様なニュアンスです。

またイギリスでは”How are you”よりも”You alright?”の方がよく使用されます。

Hey

そして “Hey” はカジュアルな挨拶としても使われますが、男性も女性も使うタイミングによっては、あまり品が良いあいさつではありません。

誰かを「おい!」と呼び止めるときにも「Hey!」と言ったりするので、あまり使わない方が良いのかもしれません(トーンにもよりますが)。

HELLO

日本人との感覚の違い

英語で文章を書くときは特にそうなのですが、会話や文章の中で同じ単語や言い回しを何度も使うことを嫌います。同じ言い回しを何度も使うと賢く思われません。

日本語でも、例えば「〜です」ばかり立て続けに使うとリズムが平坦で単調になり、あまり賢く思われませんよね。

英語ではそういったオウム返しを嫌う傾向が更に強いため、同じ言葉を繰り返し使うことに対して日本語以上に抵抗があります。

実際に、実験で “Hello” と言ってみたり “Hi” と言ってみたりして、お客さんが何と答えるか注意深く聞いてみました。

すると、かなりの確率で “Hello” と言えば “Hi” もしくは “Hiya”、
”Hi” と言えば “Hello” と返ってきました。

驚くことに”Hello” に対して “Hello”、”Hi” に対して “Hi” とは、ほとんど返ってこなかったのです。

海外では何度かお店に来てくれて顔なじみになれば、店員から親しみを込めて敢えて “Hi” や “Hiya” と言ってきたり、初対面でも “Hi” と言われることは珍しくありません。またこの様に “Hello” と言って “Hi” と答えるなんて、日本人にはない感覚ですよね。

ネイティブでない人の場合、やはり “Hello” に対して “Hello” と返ってくることがあるので、その辺も試してみたら楽しいかもしれませんね。

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英語で「さようなら」を意味する表現パターン

英語の「さようなら」には様々な言い方があり、英語ネイティブはシーンに応じてフレーズを使い分けています。

Good Bye

実は”Good Bye”は、あまり使用されません。とてもフォーマルで、その人に今後会うことがない場合に使用します。“Bye”のほうがビジネスシーンでもより相応しい言い方です。

Bye

“Bye” は最も一般的な「さようなら」の言い方になります。短く、シンプルで、誰にでも言うことができます。友達、家族だけではなく、同僚やビジネスパートナーに言っても大丈夫です。

Bye Bye & Ciao Ciao

“Bye Bye” や”Ciao Ciao”これはお互いをよく知っていて、異性の気を引こうとしたり、可愛く見せたいときに使用します。

“Ciao (チャオ)”はイタリア語で、『こんにちは』『さようなら』と言う意味ですが、英語圏や様々な国でも使われています。

Catch you later

“Catch you later”は、若者の間で普通に使用される”See you later”のスラング表現です。とてもカジュアルで、よく知っている人にのみ使用することができます。

Cheers

“Cheers”は本来乾杯の意味ですが、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドでは、「じゃあね」といったニュアンスで使われます。その他の英語圏では、あまり一般的ではありません。

イギリス人男性

如何でしたでしょうか?
皆さんも留学中は、ぜひケースバイケースで色々な表現を使ってみてくださいね!

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