海外へ行くと済ませなくてはならない手続きがたくさんあり、結局どの順番で手続きすればいいのかわからず、混乱してしまうこともあるかと思います。
この記事では、みなさんの渡英後の手続きがスムーズにすすめられる様、ベストな順番にまとめてみました。
BRPカードの受け取り
まず何が何でも一番にするべき手配は、BRPカードの受け取りです。
ビザ申請時に指定した郵便局にて受け取ります。
当社別ブログでもご紹介致しましたが、BRPカードについてのレターを印刷したものとパスポートを持って郵便局に行きます。
「○○月○○日から受け取りが可能」といった内容がレターに明記されていますが、その期日より前に郵便局に届いていることも実は多いです。
BRPカードと引き換えに、係りの人に滞在先の住所と電話番号を伝えなくてはいけません。
この住所は、そのときに一時滞在している宿泊施設（ホテルなど）でも問題はありませんが、滞在先が決まった際には再度住所変更をしなくてはなりません。
この住所変更方法については、本ブログの最後に詳しくお伝え致します。
長期で滞在するお家探し
この後の手続きをする為には、とにかく住所が必要となりますので、まずは初めの１ヶ月など短期間のみ滞在先を決めて渡航した方は、出来るだけ早く滞在先を決定しましょう。
滞在先の検索や手配に関しては、お気軽に当センターへお問合せください。
在留届の提出
滞在先が決まり次第、在留届を提出しましょう。
滞在先を定めて3か月以上滞在する日本人は、「在留届」を提出することが法律で義務付けられています。
オンラインにてサクッと提出が可能です。
在留届オンライン提出の詳細に関しては、こちらから！
銀行口座（オンラインバンク）の開設
滞在先の住所が取得出来たら、オンラインバンク（チャレンジャーバンク）の開設が可能となります。
大手銀行の口座開設は、身分証明書や住所証明が多数必要なため、この時点ではハードルが高いです。
まずは一つでもオンラインバンクを持っておくと、それが後に住所証明として使えることがあります。
一つでも良いので、オンラインバンクを開設しておくことをおすすめ致します。
オンラインバンクとは言えど、通常の銀行と同じように給与振込先としての利用も可能なので、オンラインバンクのみでワーホリを乗り切ることも十分可能です。
金融大国イギリスにはたくさんのオンラインバンクがありますが、メジャーな銀行は下記の3つ。
Monzo
Revolut
Starling Bank
口座開設は3つとも完全に無料なので、それぞれの利点を利用してうまく使用するのが良いかと思います。
それぞれメリットやデメリットがありますが、この中でも渡英してすぐに開設できるのはMonzoです。
なんとパスポートと住所、電話番号があれば開設が可能です。
残りの2つの銀行については、住所証明を複数求められることがあるため、渡英してすぐに開設するのは、少しハードルが上がります。
Revolutは日本でも開設が可能ですが、英国での住所証明として使用が出来ないため、渡英後に開設することをおすすめします。
Monzoの口座開設は、こちらから！
Monzo
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National Insuranceナンバーの取得
滞在先が決まったらNIナンバーことNational Insuranceナンバーを申請しましょう。
以前当社の別ブログにも記載しましたが、英国で労働する際に必ず必要な番号で、Tax Referenceとしても利用される番号となります。
英国にいながら日本からの収入のみで暮らす場合も、納税対象国は英国になりますので、NIナンバーの取得は必須となります。
このNIナンバーの取得方法は、年に一度くらいのペースでコロコロ変わることがあるため、常にこちらの政府のウェブサイトでも最新情報を確認しておきましょう。
Apply for a National Insurance number – GOV.UK
NIナンバー関係の書類に関しても、住所証明としても使用が出来ます。
GP（NHS）の登録
GP（かかりつけ医）の登録は必須ではありませんが、手続きしておくとメリットがたくさんあるので、登録をおすすめします。
ここでまた住所証明に使える書類もゲットすることが出来ます。
NHSの加入方法に関しても、当社の別ブログをご参照ください。
BRPカードの住所変更
冒頭でお伝えしたBRPカード受け取り時に記載した住所と、現住所がもしも異なる場合は、この時点でBRPカードの住所変更を行わなくてはなりません。
3ヶ月以内に変更手続きをしなかった場合、高額の罰金を取られる可能性があるのでご注意を！
とは言っても、3ヶ月も猶予があるため、NIナンバー（＋NHSナンバー）を取得してからゆっくり手続きして問題ないかと思います。
というのも、このBRPカードの住所変更には、住所を証明する書類が必要なのです。
変更は、こちらのページでオンラインにて手続きが可能です。
UKVI – Change your address or your legal representative’s details – When to use the form
この時に、先に手続きしておいた銀行のバンクステータスやNIナンバー、NHSナンバーが届いたときのレターなどを使うことが可能です。
郵送での手続きも可能ですが、最終的にオンラインで住所を証明する書類を提出するように言われますので、最初からオンラインで申請することをおすすめ致します。
渡英後の手続きはたくさんありますが、一つ一つの手続きはサクッと済んでしまうことが多いです。
やはり手続き関係で、一番ネックとなるのは住所証明書かと思いますが、この順番で一つずつ着実に行えばまず問題ございません。
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