前回はフラットを借りる方法やチェックポイントについてお話しました。
今回は契約時・契約解除時、またフラットシェアをする場合の注意点についてお伝えしたいと思います。
フラット契約時の注意点について
フラットの契約は通常 6ヵ月以上ですが、大家さん(ランドロードLandlord)によっては、6ヵ月未満の任意の期間で貸してくれることもあります。ランドロードによっては、書面での契約(コントラクトContract)がないこともありますが、後でトラブルにならないよう、できる限り書面で契約すること。また、契約時に学校の在籍証明書、家賃の支払い能力を証明する書類などが必要になる場合も。
家賃・デポジット
入居前に支払う費用は、通常、家賃(Rent)1ヵ月とデポジット(Deposit)。デポジットはレントの 1ヵ月分が通常で、契約期間が終了し退去後に返却されます。また、レント以外の支払い(光熱費、電話代、カウンシルタックスなど)もきちんと確認すること。フラットシェアの場合、光熱費が、大家さんの負担なのか入居者で分担して支払うのかなども、事前に確認しておきましょう。
インベントリーチェック
インベントリーチェック(Inventory Check)とは、入居時・退去時に行われる付属家具および建物内部の状態を確認し記録すること。入居者(Tenant)、ランドロード、専門業者、不動産屋の間で行われます。退去時のチェックで何か破損していた場合には、デポジットから差し引かれることがあります。通常、物件のメンテナンスは大家の責任なので、外装、内装の損傷や電気器具の故障などがあったら、すぐに大家さんまたは不動産屋に報告して対処してもらうようにしましょう。
問題が生じた場合
普段から大家さんや不動産屋とは仲良くし、何か問題が生じた場合は、すぐに連絡をして対応してもらうのがベストですが、契約前に退去しなければなりません。
デポジットをなかなか返してくれないなど納得がいかない問題が生じることもあります。話がこじれて解決できない場合は、法的なアドバイスを無料で得られるシチズン・アドバイス・ビューローに相談してみるのも方法です。相談する前に事情を英語で説明できるように要点をまとめておきましょう。最寄りのシチズン・アドバイス・ビューローは、ウェブサイトで調べることができます。
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フラットシェアの注意点
事前にシェアメイト全員と面接を
入居を決める前に、シェアメイト全員と会うことをおすすめします。バスルーム、キッチンなど、共有スペースの掃除は誰がどのようにしているのか、チェックも忘れずに。日本人のようにきれい好きな人は少ないので、結局、気になる自分がいつも掃除をするはめになることもあります。
部屋にカギがあるか確かめる
自分の部屋に鍵が付いていない場合は、付けてもらうよう要求するか、初めから借りないほうがベターです。自分の部屋は自分が管理するものです。いくら信用のおける人たちだけで住んでいても、その人たちを訪ねて出入りする人の数がそれだけ多くなるのですから、お互い嫌な思いをしないため、自分の部屋の中には人が勝手に入らないようにしておくべきでしょう。電話などもできるだけ共有は避け、自分用の回線を引くか、携帯電話を利用するほうが後々のトラブルを防ぐことになります。
住民税は個人にかかる
フルタイムの大学生や専門学校生、または週21時間以上、13週間以上(地域により規定が異なります)の受講申し込みをしている語学学校の生徒以外は、Council taxと呼ばれる地方税の納税義務が生じます。他の住人は全員免除であったとしても、住んでいる個人にかかるものですので、注意してください。学生は免除とは言うものの、Council(区役所)から請求が来た場合は、学校書類を証明として提出する必要があります。
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