日本とイギリス（海外）の水が違うという事は、大体の方がご存知の通り、日本が軟水・イギリスは硬水（スコットランドは一部軟水）の地域が多いです。
その為、特に女性の方は敏感かと思いますが、海外に住んでしばらくの間は肌荒れやお腹を壊してしてしまうことは多いです。これは水だけが原因ではなく、食べ物の違いや環境の変化に伴うストレスからも来ているかと思います。
ですが、次第に人間の身体は現地に馴染んでいくものですから、初めは誰しもが通る道ですので、ご安心下さい。
イギリス人は洗顔しない！？
硬水のマグネシウムイオンと脂肪酸が、石鹸や洗顔料との相性が悪く、石鹸カスが生じてしまいます。そのため人によっては、折角日本での生活の様に泡立てて丁寧に洗顔しても逆効果となり、肌荒れしてしまうケースがあります。
イギリス人はメイクを拭き取りクレンジングシートなどで落とし、洗顔をせずに、そのまま保湿クリームを塗るだけと言う話を聞きます。
そして朝は水だけで洗顔するか、拭き取り化粧水を洗顔代わりにし、保湿クリームを塗って完了です。
確かに、スーパーや薬局などでは、あまり頻繁に『洗顔料』が売っていないはず…
そのため、硬水で洗顔料を使用して洗顔をしていたらニキビが出来、止めたら治ったと言う方もいらっしゃいます。
もしもそれで渡英後の肌荒れが改善したのであれば、その方法に順応してみるのも一つ手段かと思います。
日本人の特に女性は、きめ細やかな泡を一生懸命立てて、マッサージしながら洗顔するのが日常化されているので、考えただけでもメイクが落ちている気がしなくて気持ち悪いですよね。。。
イギリスで洗顔料を使い続けるとどうなる…？
『肌質』は人によって大差があり、こればっかりは個人個人によるのが大前提ではありますが、わたしは『洗顔料を使用した洗顔』を通しました。
日本から持ってきた洗顔料がなくなってからは、薬局などには洗顔料があまり置いていなかったので、お化粧品などが売ってる様な『Beauty Store』で購入しました。
勿論日本ほど選択肢はありませんが、『Beauty Store』はロンドンであれば日本以上によく見かけます。
硬水で洗顔したとしても、日本から持参したパックなどでカバーしていたせいか、肌荒れに関しては
『かなり神経質なわたしでも結果的には真冬でも特に気にならない程度』
でした。若い方であれば、もっと問題がない方が沢山いるかと思います。
またイギリスで購入するパックは、基本泥パックのような塗るタイプが多く、パックシートは少し値段がお高めです。
泥パックに慣れている方でしたら問題はないのですが、真っ黒なクリーム上のパックを、周りを全く汚さずに塗り落すのは、シートに慣れている日本人からすると、とても不便です。
そのため、美容重視される方に関しては、100枚入りパックなどを日本から持参もしくは郵送しておくことをお勧めします。
個人によって個人差が出るかと思うので、どちらを選ぶかはお試しが必要です。
『洗顔料の使用をストップし、水だけで洗顔・保湿』または『イギリスで販売している洗顔料を使用し、保湿後時々パックなどでカバー』のどちらがご自分のお肌に合っているかをお試し下さい。
個人的な意見としては、水の違いからどちらを選択しても『女性にとって、日本のパックはイギリスで必須と言って良いほど活躍するお助けアイテム』ではないかと思います。
