世界中で感染が広がる新型コロナウイルスは、海外へ留学する予定だった学生に深刻な影響を与えています。
現在、第2派が来ていると言われている国は多数ありますが、ここではイギリス・オーストラリア・カナダの新型コロナウイルス最新情報をお伝えしていきます。
イギリスの現状と第2ロックダウンの懸念
新規感染者が再び急増しているイギリスでは、イングランドでの規制の再強化が発表されました。2,020年9月以降、新規感染者が再増加しております。
できる限りのテレワークが推奨されておりますが、レストランやパブも22時までは営業が認められている状況です。
これまでにイギリスで確認された感染者は39万人。第1波の際、イギリス政府は当初、他のヨーロッパ諸国に比べロックダウンなどの対応が遅れ、その二の舞を防ぐため第2波においては、イギリスでは早めの規制措置をとったとみられております。
また、すでにイングランドでは屋内外問わず集まれる人数を6人までにするなどの制限行動制限を実施しており、感染率がイングランドで最も高いとされる北西部のボルトンでは「ローカル・ロックダウン」の措置が取られ、レストラン店内での食事が禁じられております。
ロンドンでは、2週間ごとに感染者数が倍増しているとの報告があり、ジョンソン首相は「(家族や友人と過ごす)クリスマスを守る」ため規則に従おうと国民に呼び掛けております。
バーミンガムやマンチェスター周辺、ニューカッスル、イングランド北東部では、世帯間交流の禁止、レストランやパブの深夜営業禁止などの措置が導入されております。
また、4月に新型コロナウイルス専用の仮設病院としてバーミンガムに開設された「ナイチンゲール病院」でも、現状500人の病床数を拡大させる計画を立てております。
10月中旬にイギリス政府が出した対策
家族・友人との会合
屋内・屋外で同居人以外と会うときは最大6人まで。
仕事
安全を確保するため、自宅作業が可能な職種は『在宅勤務』を推奨。
教育関係など自宅で仕事ができない場合のみ、職場への出勤が認められます。
公共交通機関
徒歩や自転車での移動を勧めております。地下鉄やバスを利用の際は顔を布で覆う、またはマスクを使用しなければなりません。違反者は200ポンド(14日以内に支払うなら100ポンド)の罰金が科せられます。
小売店、ショップ
スーパーマーケットやショップでの買い物の際にマスクの着用を義務付けられています。パブ、バー、レストランは22時までの営業で、人数管理のためテーブルの事前予約が必要です。また、利用時にグループの代表者がNHSの追跡システムに登録しなければいけません。
イギリスへの入国に際しての自己隔離の免除について
英国政府は6月8日以降、英国への全ての入国者に対して、14日間の自己隔離を義務付けてきましたが、7月10日より、日本を含む免除リストに掲げられた国・地域からイングランドへの入国者については自己隔離の義務を免除すると発表されました。
ただし、『到着前の滞在情報の提供』は引き続き必要となります。
なお、この免除措置は、イングランドへの入国に対してのみ適用される措置であり、スコットランド、ウェールズ及び北アイルランドへの入国についてはそれぞれの地方政府が、別途公表するとされています。
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その他の国の新型コロナウイルス最新情報
オーストラリアの入国規制
豪州人と永住者,その配偶者、法定後見人及び扶養者 を含む直近の家族以外の者を適用除外として,豪州への入国禁止措置がとられています。
渡航制限を受けている者について,特別な事情により緊急に豪州に渡航する理由がある者(例: 深刻な病にある近い親族の介護,近い親族の葬儀出席)や,海外から豪州に渡航して第三国に向 かうため豪州国内の空港で国際線にトランジットする外国人であって特別な理由がある者等は, 適用除外が認められる場合があります。
今後渡航規制が解除になる時期は、今の所未定とされております。
緩和された規制
・他の人と 1.5m 以上の距離をとる。
・屋内会場(パブ,レストラン,各種式場等)での人数上限は撤廃され,4平方メートル規則のみとなります。(全ての場所において着席が必要)。葬儀は 既に6月14日より上限人数が撤廃され,4平方メートル規則のみが適用されていま す。
・屋外での文化・スポーツ行事は4万人までの会場で収容能力の25%以内で実施可能です。(全ての行事において入場券・着席が必要)
・音楽祭とナイトクラブは、引き続き禁止です。
・これまで閉鎖されていた他の施設もCOVID 19 セイフティプランを守り営業、使用が再開されました。
カナダの入国規制
10月20日から、留学生のカナダへの入国が可能になりました。
州政府、または準州政府によって承認された COVID-19 の準備計画(COVID-19 readiness plan)を持つ DLI 番号のある学校が条件です。
これはほぼすべての語学学校、カレッジに適用されると想定されます。
ビザがの発行日は関係なく、3月18日以降に発行されたものでも大丈夫です。
規制と補償
・カナダ入国時には、健康診断と自己隔離計画書(Self-Isolation Plan)の提出が義務付けられており、日本への帰国時は空港でのPCR検査や14日間の自主隔離が必要です。
・カナダ国内全域で、航空機、鉄道、バスなどの交通機関を利用する際は非医療用のマスクまたは口と鼻を覆うことができるフェイスカバーの着用が義務化されています。
・経済停滞のあおりを受けて、カナダでは現在、一時解雇される人が増えています。
ただしカナダはもともと税金が日本に比べて高い国で、その分、国からの補償が充実しています。
補償としては、働いている企業から一時解雇された場合、国から月額で2,000カナダドルが支給され、一定期間の家賃補助が受けられます。
これはアルバイトをする留学生(週20時間まで就業可)やワーキングホリデーで渡航中の人、Co-opプログラム参加中の留学生も該当するので、外国人もカナダ人と同様の補償を受けることができます。
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