ワーキングホリデーに当選したにも関わらず、コロナの影響で渡航が保留になっている方が現在は沢山いらっしゃるのではないかと思います。
特に、語学学校などで英語力を付けてから面接に挑もうと思っている方は、海外での就職活動はどの様な感じか、今の内にちょっとした知識を付けておきましょう。
今回は、イギリスの面接の傾向についてお話したいと思います。
イギリス人は現職・前職の説明をどのようにする?
まずは基本的に、ほとんどのイギリス人は、『どんな短いインターンシップの仕事』であっても、『どんなに単純作業の事務処理の仕事』であってもその仕事を明確に説明できます。
彼らは社会の中で、これまでの会社がどんなことをしていて、その中で自分の役割がどんなものだったかを「かなり具体的な数字まで示しつつ」説明することが得意です。
日本人は、自分の仕事についての内容は説明できても、それが会社の営業活動の中でどのような役割を果たしているなどを伝える際、どちらかというと謙遜に走りがちですよね。
イギリスでの面接の服装
日本だとグレーや黒系のスーツが一般的だと思いますが、イギリスではどちらかと言うと少数派。
ベージュ系のスーツや、意外とワンピース、中にはブラウスにカーディガンで面接を受けることもある様です。
また、割と堅めな職業の面接でも、赤いネイルをしてくる女性も多いのだとか。
日本では考えられないと思いますが、大事なのは服装よりも面接の内容なのでしょうね。
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イギリスの面接では、どんな事を聞かれるの?
最も大事な事は、日本の採用面接とほぼ同じです。
*どうしてこの仕事に興味を持ったのか
*あなたは何ができるのか
*今後のキャリアプランはどうなのか などなど。
ただ、いかにもイギリスらしいのは
*応募者が結婚しているか否か、
*子供がいるのか否か、
などの質問はしてはいけないという事。
日本では、お年頃の特に女性には「圧迫面接」も珍しくないですが、イギリスではそのような事はほとんどありません。
そして、イギリスの面接でよくされる質問は、『こんな時あなたならどうしますか?』という形で、「かなり具体的な内容」で質問される可能性が高いです。
例えば
*自分のチームの中で人間関係がうまくいっていません
あなたならどうやって解決しますか?
こういった質問には正解がありません。
面接官が見たいのは、どれだけちゃんと自分の意見を持ってそれを明快に述べられるか。
ということなのです。
こういった事は私を含め、大抵の日本人は慣れておらず、少し考えすぎたり謙遜したりしがちです。
イギリスではそうすると、はっきりしない・自分の意見がないと捉えられてしまいます。
少しテクニカルになってしまうかもしれませんが、こう言った質問には例え自分には100% の自信はなくても、それを自分に正しいと思い込ませ、ロジカルに説明できる人が成功します。
どんなにそれが正しいと思うやり方でも、自分を納得させないと相手も納得させられないですよね。
イギリス人は例え若い人でも、これ!と思った事を説明するのがとても上手です。
そして例え答えが面接者の意見と違っても、ちゃんと説明できる人のほうが評価されていますよ。
如何でしたでしょうか?
上記は、英語力以上にイギリスの面接では大事になってくるのではないかと思います。
また語学学校に通われる方は、学校の先生にお願いすれば、履歴書をチェックしてもらえることが多いです。今の内に『履歴書のドラフト』を事前に作成しておいても良いかもしれませんね。
履歴書のドラフト作成がご不安な方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
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