投稿日:2021年2月4日

ワーホリ対策②海外と日本との職場はどう違う?

ワーキングホリデーで海外企業との面接に無事通過し、いざこれから働くと言う方にとっては、海外の職場環境がどの様な感じなのか、日本との違いはどこなのか、かなり気になる点かと思います。

今回は、イギリスと日本の職場文化や職場環境の違いについてお話したいと思います。

イギリスの休暇制度

意外な事実にビックリする人も多いのですが、イギリスの国民の祝日の数はなんと「日本の約半分」です。

日本では毎月に1回以上ある祝日ですが、イギリスでは8月末のバンクホリデーが終わると、その次はクリスマスまで祝日は1日もありません。

ただ実際そんなに働いているの?!というとそこはご想像のとおり、有給休暇をせっせと使い休んでいます。

一斉の休みがないと権利があっても休暇が使いづらいのが日本ですが、取らないことには働き詰めになるイギリスでは休暇を申請することは「至極普通のこと」です。

罪悪感を全く感じる事なく休暇を使用することが出来ます。

システムだけでいうと、正社員の有給休暇の数は法律で、年に4週間分、つまり20日を与えなければいけません。

この数だけで言うと、日本とあまり変わりませんね。
でも一つ大きく違うのは、この他に、病気休暇が取れるのです。

大抵の企業では、『病気休暇』が『有給休暇』と同じ日数分、与えられます。

日本の職場で正社員の方が、風邪を引いて休むと有給休暇からひかれますが、イギリスでは引かれません。病気休暇の日数から引かれるだけとなります。

有給休暇はあくまで余暇を楽しむためのものなのです。

ワーキングホリデー1

イギリスの職場英語

イギリスの職場内で同僚との会話でよく使う英単語で、アメリカのオフィスではあまり使用しない単語をご紹介します。

なんと言っても1つ目は、

Lovely

ですね。

こんなかわいい表現なのに、イギリスでは男女共わずよく使います。
意味としては、「いいね」、場合によっては「オッケー」という意味です。

2つ目は

Cheers

もちろん「乾杯」の意味もあるのですが、
イギリスでは「ありがとう」の意味で使われることが多いです。
実際に、イギリス在住のアメリカ人もこんなに『ありがとう』の意味で使われる頻度が多いとは思わなかったと言ってました。

これらの単語を例文にすると、例えば

The Queen company wants to have meeting with us.

Lovely.

I have received their offer and copied the email to you.

Cheers.

その他にも、例えばキッチンで

Would you like tea?

Lovely.

Here you are.

Cheers,

エレベーターでドアを押さえてくれた人にも

Cheers.

この様に、イギリスでは最も使用される頻度が多い単語になるので、ぜひ覚えておきましょう。

また感謝の表現、『Thank you! (Cheers!)』と言われた際には、アメリカ英語で『You are welcome.』と学んだと思いますが、イギリスでは、『(My) Plesure!』や『No worries』を使用する人の方が断トツで.多いです。

また、Email上では、『Thank you very much.』 よりも 『Many thanks.
Best regards』 よりも 『Kind regards』の使用率が圧倒的に高いです。
(実際に、イギリスの語学学校のビジネスコースでもその様に教えられます。)

そしてEmailで最も重要な点は、質問やお願いは丁寧すぎるくらい丁寧にお伺いすること!です。

例えばアメリカの顧客とのやり取りでは

Please send me the confirmation. Can you check the amount?

などのやり取りでもかなり自然ではありますが、こういった表現はイギリス的にはぶっきらぼうでスマートではないイメージ。(勿論通用するので、担当者によっても違います。)

イギリス流では

It would be appreciated if you could send me the confirmation.
I would be grateful if you could check the amount for me.

などと、あえて遠回しに伝える事がきちんとした対応だと思われる傾向が強いです。
こう言った点は、
日本人とかなり似ていると思います。

ワーキングホリデー2

お問合せはコチラから:UK留学情報センター・お問合せフォーム

お問い合わせボタン
Please feel free to contact us!!

英語オフィスワークの意外な盲点

エクセルもワードも基本同じ機能ですし、使う機能も同じですが、例えば

表計算、グラフやピポットテーブルで、操作法をぱっと英語で言われたとき、
作った表にプリント指示を掛けるとき、
改ページの設定操作

など、英語ではなんと言われているか分かりますか?

大抵並び順は日本語OSと同じなので、エクセルのツールバーを見て、ここには日本語のOSではなんて書いてあったっけ?などと考えることも。

単純に慣れの問題となりますが、海外で働くと初めは悩む方も多いと思います。

また、リクルーティングエージェントのテストでマイクロソフトのテストがあるところは
もちろん英語OSです。

特別に勉強する必要は無いと思いますが、日頃日本語OSを使っている方は、この機能は英語で何かなど、事前に調べておくと良いかもしれません。

ワーキングホリデー3

職場の誕生祝い、歓送迎会

日本の職場においては、お誕生日のようなプライベートなものは、よほど仲のいい同僚にのみオープンにするかと思いますが、イギリスの職場
では、「今日は私のお誕生日なので
ケーキを一緒に食べて祝って!」といってケーキを買ってきたり、「仕事後に一緒に飲んで!」と言ってパブでパーティを主催したり、自主的に上司同僚かまわず巻き込みます。

特に(30歳、40歳などの)節目の年には、職場でも「サプライズパーティ」をしちゃったりします。

会社に来ると、机の前に「ハッピーバースデー!」という横断幕と風船が上がっていたり、当人はその状態で一日仕事をします。

歓迎会(Welcome Party)などに関しては、日本と同様に『歓迎する側』が主催してくれる場合が多いのですが、送別会(Leaving Party)(自分でやる場合Farewellとはあまり言いません)は、お誕生日と同じように、「ありがとう!」の気持ちを込めて、ケーキなどを職場に持ってくるか、自分でパブで飲み会などを主催します。

当人が支払いを負担するのが基本ですが、オフィスの同僚が少しずつ寄付してくれたりもします。日本では、主役が払うなんて考えられないですよね。

職場 誕生日

この様な文化の違いは、あなたのワーキングホリデーでの生活の中でも、とっても新鮮に映ることかと思います。
そして日本との違いを存分に楽しみながら、臨機応変に馴染んでいくことが、留学やワーキングホリデー生活の醍醐味と言えるのではないでしょうか。

お問合せはコチラから:UK留学情報センター・お問合せフォーム

お問い合わせボタン
Please feel free to contact us!!

オンライン留学、また今後実際に留学をお考えの方、イギリス留学の事ならぜひ『UK留学情報センター』へお問い合わせ下さい。またオーストラリアや他国の留学に関しても、ご相談を受け付けております。オンラインまたは面会(大阪)でのコンサルティングを、無料にて受け付けております。